独眼流サプリメント大全

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D-リボースの効果と摂取方法まとめ

人体でエネルギーとして利用される糖は単糖類であり、ブドウ糖グルコース)、果糖(フルクトース)、乳糖(ガラクトース。ただし代謝される事でグルコースになる)があります。消化酵素の影響を受ける全ての糖は、最終的にこれら単糖類にまで分解され、その後に細胞内でエネルギーとして利用されます。一方、人体で利用されている単糖類は他にもあり、実は「リボース」も単糖類の一種です。

特にリボースは「RNA(リボ核酸)」を構成する要素の一つです。またリボースをデオキシリボースに変換する事では、「DNA(デオキシリボ核酸)」の構成要素の一つにもなります。「RNA」は「DNA」から蛋白質をコピーする役割を持っており、当然人体にとってなくてはならないものです。

またリボースはエネルギー代謝においても重要で、リボースにアデニン(有機化合物)が結合する事で「アデノシン」ができ、そのアデノシンにリン酸が結合する事で「ATP(アデノシン三リン酸)」ができます。特にATPは細胞の活動エネルギーとして重要であり、これがなければ脳も筋肉も各種臓器もスムーズに動きません。この他、リボースは脂肪酸代謝や抗酸化機能にも関与していると言われています。

これらの作用の中では「ATPの合成を円滑化する作用」が期待されており、一説によれば「長時間のエネルギー代謝や、筋肉の必要以上の分解の原因となる酸化ストレスを抑える」という事が言われています。実際、例えば水泳やスピードスケートなどのスポーツ選手では、意識的に摂取している例もあるようです。一方、リボースはそのままの形では胃腸からの吸収率が悪いという事も言われているため、実際の効果についてはまだよく分かっていません。

もしサプリメントとして摂取する場合、摂取量の目安は特に定められてはいませんが、前述のように吸収率が悪い事から、それなりの量の摂取が必要と思われます。1回5g程度、1日多くて15g程度を目安に摂取すると良いでしょう。

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