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バンラン茶の効果と摂取方法まとめ

バンラン茶(板藍茶)とは、アブラナ科タイセイ属の植物であるホソバタイセイの根を利用したお茶類の一種です。

ホソバタイセイは南ヨーロッパ西アジアが原産とされており、葉や茎が染料として古くから利用されてきたと言われています。日本においては「藍染(あいぞめ)」の原料としてもよく知られています。尚、一般的なお茶類では葉を利用する事が多いのですが、バンラン茶ではホソバタイセイの「根」を乾燥させて粉末状にし、それをお湯などに溶かして利用します。

ホソバタイセイはアブラナ科の植物であり、おそらく他のアブラナ科の植物同様、葉には辛味成分の一種である「グルコシノレート(カラシ配糖体)」が含まれていると思われます。グルコシノレートは摩り下ろすなど物理的な刺激によって活性化される酵素「「ミロシナーゼ」の働きにより、加水分解される事で辛味をもたらします。また体内では代謝される事でDIM(ジインドリルメタン)という物質になり、これには性ホルモンの分泌バランスを整える作用、蛋白質代謝をスムーズにする作用、抗菌作用、免疫を維持する作用などがあると言われています(ただし代謝されてできるDIMの量は微量)。その他、葉にはアルカロイド類、カリウム、食物繊維などを含むという情報があります。

尚、現時点では危険な副作用は確認されておらず、比較的安全だと思われます。一方、バンラン茶では具体的にどの成分がどのような効果をもたらしているかについて、分かっていない部分が多いです。いずれの成分も含有量は定かではありません。現状では過度な期待は禁物だと思います。バンラン茶を利用する場合、味や匂いを楽しむ目的で利用しましょう。

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