独眼流サプリメント大全

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タンポポコーヒーの効果と摂取方法まとめ

キク科タンポポ属の植物に「セイヨウタンポポ」がありますが、その根を乾燥・焙煎させたものが「タンポポコーヒー」です。また葉も乾燥させて他の植物と混ぜるなどした「タンポポ茶」として利用されたり、葉をそのままサラダとして利用する事があります。この他、花弁は醸造酒となって「タンポポワイン」として利用される事もあります。

尚、日本で言う「タンポポ」は普通に道端に咲いているもので、日本人にとっても非常に馴染みのある花の一つなのです。一方、「セイヨウタンポポ」はその名の通りヨーロッパが原産です。実は日本では侵略的な外来種の一つとなっており、日本原産のタンポポカントウタンポポなどの在来種)との交雑が大きな問題になっています。また道端のタンポポは例え「セイヨウタンポポ」であっても、排気ガスや土の汚染が懸念されます。自家栽培でもなければ利用しない方が良いでしょう。

そんなセイヨウタンポポですが、葉にはカロテノイド類(ルテイン等)、ビタミンC、カリウム、鉄分、食物繊維などが、根には食物繊維(ペクチンやイヌリン等)、コリン、カリウム、クロロゲン酸などが含まれているという情報があります。特に全草にタラキサシン、タラキサステロール、タラキサンチンなどの成分が含まれていると言われており、それらに「細胞内外のカリウムの量を維持・調節する作用」があるなどと言われています。それによって自然な水分代謝を促し、余分な水分を排出する作用があると謳われています。

飲料として利用する場合の摂取方法は、毎食時にコップ1~2杯程度で十分と思われます。またタンポポの葉や根から抽出されたエキスがサプリメント化されており(ダンデライオンという名前)、それを利用する事もできます。その場合、タイミングは食後に摂取、摂取量としては1回500mg程度で十分と思われます。

おそらく危険な副作用は殆どなく、比較的安全だと思われますが、多飲するとトイレの回数が増えます。特に夏場で気温の高い時期や、激しい運動を行って大量に汗をかいた後、あるいは半身浴をした後などに飲むと、人によっては脱水症状や肌の乾燥を引き起こしたり、あるいは熱中症になりやすくなる事があります。摂取する期間は限定し、常用は必要のないものです。

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