ゴツコラの効果と摂取方法まとめ

ゴツコラとはセリ科ツボクサ属の植物である「ツボクサ」の事です。ハーブとしては「ゴツコラ」という名前で知られており、インドの伝統医学アーユルヴェーダでブラフミーとも呼ばれています。

ゴツコラの原産は東南アジアとされており、インドや中国などで古くから利用されてきたと言われています。現在ではマダガスカルが最大の生産国となっている他、中国、インド、ベトナム、インドネシアなどでも栽培されています。またアメリカやアフリカ大陸など世界各地に自生している一般的な植物で、日本でも温暖な地域（関東以南、特に九州・小笠原・沖縄）では、野原、庭、道端などで普通に見る事ができます。

そんなゴツコラに含まれている栄養素に関する情報は多くありませんが、少なくともタンニンなどのポリフェノール類や、トリテルペノイドが含まれているという事は分かっています。これらには抗酸化作用があるため、現在、ゴツコラで謳われている健康効果の多くは、それらによるものだと考えられています。一方、それ以外の栄養素に関する情報は不足しています。おそらくビタミンK、カリウム、食物繊維は含まれているものと思われますが、詳細な情報はありません。

尚、ゴツコラで謳われている作用を挙げてみると、例えば抗酸化作用、蛋白質の合成を補助する作用、脳を活性化させる作用、余分な水分の排出を促す作用などです。俗には皮膚に良いと言われる事が多いです。ただし抗酸化作用以外の作用に関しては、どの成分がどのような効果をもたらすのかについて、具体的な事は分かっていません。現状では過信は禁物だと思います。