独眼流サプリメント大全

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ウワウルシの効果と摂取方法まとめ

クマコケモモツツジクマコケモモ属の植物の事で、別名としてウバウルシまたはウワウルシと呼ばれています。原産は北半球の高山地帯とされており、酸味の強い果実は熊の好物である事から、ベアベリー(熊のブドウ)とも呼ばれます。一方、人間ではそのように酸味が強すぎて食用には適しません。人が利用するのは主に葉の方で、お茶や化粧品として利用する事があります。この他、アメリ先住民族の間では、葉をその他の植物と混ぜて煙草として利用する事もあるようです。

そんなクマコケモモの葉にはアルブチン、エラグ酸、タンニン、ケルセチンなどの成分が含まれていると言われています。この内のエラグ酸、タンニン、ケルセチンにはいずれも抗酸化作用があるため、おそらく活性酸素の異常な増殖を抑えたり、脂肪の酸化を抑えてくれる作用があると思われます。一方、クマコケモモで重要なのはアルブチンの方で、アルブチンで謳われているのが「収斂(胃腸の保護)」「メラニン合成に関わる酵素の働きを調節」「体内の余分な水分を排出する」「抗菌」などです。

摂取量としてはサプリメントを利用する場合、書かれている用法用量を守れば問題はありません。お茶などを利用する場合、毎食時にコップ1~2杯程度で十分と思われます。水分排出を促したい場合、カリウムも一緒に摂取すべきです。カリウムは緑黄色野菜、芋類、キノコ類、ナッツ類、大豆などに豊富に含まれています。それらを食べる際、飲み物として利用すると良いかもしれません。

尚、危険な副作用は現時点では確認されていませんが、過剰摂取によって水分不足となり、稀に脱水症状が起こるという報告があります。この他、強い収斂により、逆に胃腸の粘膜に負担をかけてしまう事もあるようです。よって水分を大量に消費する日、例えば激しい運動を行ったり、大量発汗を伴う夏場、あるいは胃腸の調子が悪い時には利用を避けましょう。またそのように強い収斂があるので、おそらく妊娠中も禁忌になります。何より病気を治すような効果ではないですから、過信は禁物です。

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