独眼流サプリメント大全

各種サプリメント・栄養素に関する情報を管理人独自の視点でまとめています。

クロロゲン酸の効果と摂取方法まとめ

クロロゲン酸は様々な植物の果実、種子、葉に含まれているポリフェノールの一種です。特にコーヒー豆に含まれているという事がよく知られており、その量はカフェインの量よりも多いと言われています。尚、クロロゲン酸は基本的には渋味の元になりますが、低濃度では酸味、また水に溶ける事で甘味ももたらすため、条件によって複雑な味を感じる事ができます

一方、クロロゲン酸は熱に対して弱いため、例えばコーヒー豆では加工する過程で失われ、更に、高い温度のお湯に溶かす事でも多くが失われてしまうと言われています。よくコーヒーには「クロロゲン酸が豊富に含まれる」と言われる事が多いのですが、このために、市販されているコーヒーに含まれるクロロゲン酸の量はそう多くないと考えるべきです。

そんなクロロゲン酸の作用はタンニンとよく似ており、抗酸化作用や整腸作用があるものと思われます。その他、クロロゲン酸には糖を分解する消化酵素の働きを調節する作用があるとされており、それによって糖の吸収を緩やかにする作用があるとも言われています。

しかし繰り返しになりますが、クロロゲン酸は熱によって酸化、多くが分解されてしまうと思われます。このためクロロゲン酸を効率良く摂取したい場合、焙煎は低温かつ短時間で済ませるようにしましょう。あるいは焙煎も何もせず、生豆(カビや農薬など商品の質には十分に注意する必要がある)を粉末状にし、加熱調理をせず、食べ物や飲み物に混ぜて食べると良いかもしれません。

ちなみにクロロゲン酸だけを抽出したサプリメント、あるいは生のコーヒー豆から抽出したエキスをサプリメント化したものがあり、クロロゲン酸を摂取したい場合、それを利用するのも一つ手です。摂取量の目安は特に定められていませんが、大量に摂取すると逆に便秘になる事があるようです。摂取量は各自調節しましょう。

★オススメの商品一覧★

※ランダムに表示されています。