マルベリー（桑の実）の栄養価・効果等まとめ

この記事ではマルベリー（桑の実）に含まれている栄養素、それぞれの栄養素の役割、オススメの商品などについて簡単にまとめています。

マルベリーとは？

マルベリーとはクワ科クワ属の植物である「桑」の果実の事で、日本語ではそのまま桑の実（クワノミ）、英語ではそのように「マルベリー」、フランス語では「ミュール」と呼ばれています。酸味が少しある程度で、渋味も少ない事から、食べやすいベリー類の一つです。尚、木としての「桑」は日本では古くから存在する植物です。特にその葉は「蚕」の餌に使われており、日本人にとって馴染みのある植物の一つとなっています。

そんなマルベリーには糖質、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、ビタミンK、マンガン、食物繊維などが含まれています。糖質が豊富に含まれている点と、食物繊維（ドライフルーツに限る）が豊富に含まれている点以外、突出している部分はありませんが、やはりポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富に含まれています。ちなみにマルベリーには白色をした「ホワイトマルベリー」という種類もあり、こちらは逆にアントシアニンの量が少ないです。

一方、マルベリーは全体としての栄養価はかなり低いです。そのためマルベリーだけでビタミンやミネラルを補給する事は、とても現実的ではありません。確かにマルベリーはポリフェノールが豊富です。しかしマルベリーに固執してしまうと、逆に栄養バランスが損なわれる可能性が高いです。そもそもポリフェノールは人体にとって必須の栄養素ではありませんから、過信はすべきではないでしょう。