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トンカットアリの効果と摂取方法まとめ

「トンカットアリ」は、ムクロジ目ニガキ科Eurycoma(ユーリコマ)属の植物である「Eurycoma longifolia(ユーリコマ・ロンギフォリア)」の事で、主に根を利用します。

原産はインドネシアやマレーシアなどの東南アジアとされ、古くから民間療法などで利用されてきたと言われています。別名ではマレーシア人参、日本ではナガエカサとも呼ばれています。ちなみに「ニガキ科」という名の通り、ニガキ科の植物の多くは苦味が強いという特徴があります。一方、例えば同じニガキ科の植物であるニガキには抗菌作用があるとされ、日本では胃薬の材料として利用される事があります。

そんなトンカットアリには、テルペノイド類(糖と様々な原子が結合した配糖体の一種)のクアシノイド、アルカロイドの一種β-カルボリン、サポニン類、リグナンなどが含まれているとされ、俗に「男性ホルモンの分泌バランスを整える」などという事が謳われています。特に男性ホルモンの分泌が整う事によって想定されるのが、滋養・精力、骨の強度を高める、筋肉の合成を促すなどです。もちろんそれらは「男性ホルモンの分泌に関する作用」が正しいという前提での話です。その他の具体的な作用については分かっていない部分も多く、過信は禁物です。

また前述のように抗菌作用を持つとされている事から、胃腸の機能を維持したり、胃の粘膜を保護したり、消化を補助したり、あるいは免疫の維持などの作用もあると思われます。これらは同じ「ニガキ」が抗菌作用を持つ事から想定される作用です。その他、トンカットアリは「根」である事から、おそらく食物繊維も豊富に含まれていると思われますが、ビタミンやミネラルに関しては詳細なデータが存在しません。情報によるとミネラルは豊富という事が言われていますが、その具体的な根拠は不明です。

摂取量についてですが、1日多くて数100mgまでが無難と思われます。それ以上増やすと肝臓など臓器への負担が増える(おそらくミネラルの過剰摂取)という報告もあるようで、過剰摂取は避けた方が良いでしょう。また前述のように仮に男性ホルモンの分泌に関与し、実際にそのような作用があるとすれば、特に思春期前後、妊娠前や妊娠中、あるいは授乳中の女性などは避けた方が安全でしょう。また寝る直前は眠れなくなる可能性があるので、人によっては避けた方が良いかもしれません。

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