独眼流サプリメント大全

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イノシトールの効果と摂取方法まとめ

イノシトールは糖アルコール化合物の一種です。特にイノシトール補酵素として働くビタミンB群と似たような働きをする事から、ビタミンB群の一種として数えられる事もあります。一方、イノシトールブドウ糖グルコース)から体内で合成する事ができるため、一般的なビタミンとは区別されています。

そんなイノシトールは脳内に多く存在している事が分かっており、特に浸透圧を調節し、水分量及びその濃度を適切に保つ役割があると考えられています。脳内では必要に応じて合成されていますが、何らかの理由でその合成が上手くできなくなると、脳に水が溜まって浮腫み、軽度では頭痛、吐き気、痙攣など、重度では神経細胞を圧迫する事で、呼吸障害や意識障害など様々な神経症状が起こると言われています。また一説によれば、精神疾患にも何らかの関与をしているとも言われています。病気を治すような強い効果ではありませんが、少なくとも情報伝達を円滑化するために働いていると思われます。

その他、イノシトールでは脂肪・コレステロール代謝を補助する作用、細胞の成長を補助する作用、インスリンの感受性を高める作用などがあると言われています。ただし通常の糖と比べる、イノシトールは消化管からの吸収率が悪いという事が言われている他、脳以外でも必要に応じて合成する事ができます。そのため通常通り合成ができる人の場合、口から摂取した際の作用については、現時点ではまだよく分かっていません。過信は禁物です

情報によれば、イノシトールを1日10~20gを摂取した例があるようです。摂取するタイミングなどは特にありません。食後で良いでしょう。特にイノシトールは単体でサプリメント化されている他、その他の栄養素と一緒になったサプリメントが多いようです。サプリメントを利用する場合、念のため容器に書かれた用法用量を守るようにしましょう。

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