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イチョウ葉の効果と摂取方法まとめ

イチョウイチョウイチョウ属の植物の事で、ここではその葉についてまとめます。

イチョウの原産は中国とされていますが、植物自体の歴史が非常に古く、何と数億年前から存在する植物なのだそうです。その事からイチョウは「生きている化石」などとも呼ばれる事があります。一方、日本では各地に植えられており、日本人にとって非常に馴染み深い植物の一つです。私自身も小さい頃から身近にある植物の一つでした。

そんなイチョウの葉には、フラボノイド類やテルペノイド類(ギンコライド、ビロバリド等)が含まれているとされています。特にイチョウの葉で謳われる効能としては「血の巡りを良くしてくれる作用」が挙げられ、俗に言われる作用の多くは、おそらくそれが元になっていると考えられます。また少なくともフラボノイド類には、他のフラボノイド類(フラボノイドはポリフェノールの一種)と同様、抗酸化作用があるという事は分かっており、活性酸素の異常な増殖を抑えたり、脂肪の酸化を抑えてくれるなどの作用があると思われます。

一方、稀に血が固まりにくくなり、出血した際、血が止まりにくくなる事があるとされている他、血の巡りが変わる事によっては、炎症やアレルギー症状などが悪化したり、頭痛などが起こるという事が報告されているようです。もちろんこれらは前述した血の巡りに関する効果が正しいという事を前提とするものであり、その他の成分が原因かもしれません。具体的にどの成分がどのような効果をもたらすかについては、完全には分かっていません。

また処理されていないイチョウの葉には、不純物や有害物質(アレルギー物質とされるギンコール酸)も含まれているので、そのまま食用にする事はできません。前述したように日本でのイチョウは身近な植物で、イチョウの木はその辺に生えていますが、道端に落ちているイチョウの葉を利用しても単に健康を害するだけです。もし利用したいのであればサプリメントの方が安全と思われます。しかし前述の有効成分はサプリメントによってまちまちな上、効果が出るという人と出ない人とで差が出やすいという事も言われています。もしサプリメントを利用するとすれば、できるだけ質の高いものを選びましょう。

摂取する場合、タイミングは特にありません。摂取量としては1日100mg前後と思われますが、そのように商品や個人によるので、量や頻度を調節して摂取すると良いでしょう。繰り返しになりますが、イチョウ葉の持つ作用については分かっていない部分も多いため、過信は禁物です。ちなみに話はズレますが、イチョウの種子である「銀杏」にはビタミンB6の吸収を阻害する成分が含まれており、過剰摂取により中毒症状を起こす事があります。

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