独眼流サプリメント大全

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リジンの効果と摂取方法まとめ

リジンはアミノ酸の一種です。特に蛋白質を形作るために必要不可欠な「必須アミノ酸」の一種であり、人体にとって必須となる栄養素の一つです。

そのようにリジンは蛋白質の材料として重要で、特にコラーゲンの材料として利用されています。そのためリジンが不足すると、コラーゲンの合成が上手くできなくなります。ちなみにコラーゲンの合成にはビタミンCも必要です。合わせて摂取しましょう。

またリジンは糖・脂肪・蛋白質代謝や免疫機能に関与しており、特に脂肪酸をエネルギー化する際に使われている「カルニチン」の材料になります。脂肪酸はそのままではミトコンドリアの中に入れないため、一旦カルニチンと結合して運搬されます。つまりリジンは間接的に脂肪酸の運搬を補助する役割があります。

その他、糖などのエネルギーが不足した際、リジンはケトン体に変化され、代わりにエネルギーとして利用する事もできます。このようなアミノ酸の事を「ケト原性アミノ酸」と言います。一方、糖などのエネルギーが十分に存在していたり、何らかの理由でケト原性アミノ酸自体が過剰に存在する場合、脂肪酸にも変換されます。

そんなリジンを多く含む食品としては、例えば大豆製品(豆腐、キナコなど)、魚類(カツオ、シラスなど)、肉類(豚肉、鶏肉、牛肉など)、卵、乳製品(チーズなど)、ナッツ類などがあります。その他、リジンは穀類(白米など)にも含まれています。ただし大豆やナッツ以外の植物性の食品では、リジンは全体として含有量が少ないと言われています。そのため必須アミノ酸をバランス良く摂取するためには、植物性の食品と動物性の食品を上手く組み合わせる事が重要になります。

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