独眼流サプリメント大全

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BCAAの摂取方法について考える(転送記事)

激しい運動の場合、実はその運動中からも筋肉の合成と分解は絶えず行われています。特に筋肉に大きなストレスがかかった時、筋肉内にあるアミノ酸を大量に消費するため、それが足りなくなると、分解の方が上回ってしまう事があります。それを防ぐためには、筋肉及び筋肉の周囲にある血液に、常にアミノ酸などの栄養素をスタンバイさせておく必要があります。だからこそ運動前~運動中の栄養補給が重要になる訳です。

そこで利用するのが「BCAA(分岐鎖アミノ酸)」です。このBCAAは「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」という3つの必須アミノ酸の事であり、通常アミノ酸は主に肝臓内で代謝されるのですが、この3つのアミノ酸は筋肉内で主に代謝され、筋肉の蛋白質を合成するための材料になっています。そのため運動中、血液中にこれらのアミノ酸を十分存在する状態にしておく事で、筋肉に大きなストレスがかかっても、筋肉の分解を抑える事ができると思われます。中でもロイシンが重要で、バリンとイソロイシンより必要量が多いと言われています。

そんなBCAAの摂取方法としては、タイミングは運動前~運動中、摂取量は1回5~10g程度が目安です。またアミノ酸インスリンの分泌により吸収が促されます。よってBCAAを摂取する際には、吸収の速い糖と一緒に摂取するとより良いでしょう。ただし運動中は血糖値を安定化させる事が重要です。特に運動前に大量の糖を摂取すると、運動中に血糖値が乱高下を繰り返し、パフォーマンスが大きく低下、心身に大きな負担がかかります。自分にとって必要な糖の量を見極めましょう。

ちなみに運動前~運動中に摂取するアミノ酸としてはEAAもあります。EAAはBCAAを含む9種類の必須アミノ酸の事で、これをBCAAの代わりに利用する事もできます。その場合、EAAに十分な量のBCAAが含まれている必要があるため、摂取量はBCAAよりも多くなり、1回15~20gが目安になります。ただしEAAはBCAAよりも高価なので、個人的には無理をして利用する必要はないと思われます。

尚、当記事の内容は既に移転済みです。詳細については別ブログ「ジャイロボール適当指南書」にある記事『EAAはBCAAの代わりになる?それぞれの効果や摂取方法等』『運動前~運動中・運動後等における糖の摂取方法まとめ』にまとめているのでそちらをご覧下さい。

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