独眼流サプリメント大全

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EAAの摂取方法について考える(転送記事)

激しい運動の場合、実は運動中からも筋肉の合成と分解が起こっています。特に筋肉に大きなストレスがかかった時、筋肉内にあるアミノ酸を利用するため、それが足りなくなると分解の方が上回ってしまう事があります。それを防ぐためには、筋肉に常に栄養が補給できるよう、筋肉及び筋肉の周囲にある血液に、アミノ酸などの栄養素をスタンバイさせておく必要があり、そのために運動前~運動中の栄養補給が重要になります。

そこで利用するのが「EAA」です。EAAとは必須アミノ酸の略称で、蛋白質の材料として必要不可欠な9種類のアミノ酸の事を意味します。具体的に言えば、「トリプトファン」「フェニルアラニン」「リジン」「トレオニン」「メチオニン」「ヒスチジン」「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」の9種類です。運動中、これらを摂取し、血液中に十分存在する状態にしておく事で、筋肉に大きなストレスがかかっても、筋肉の分解を抑える事ができると言われています。

そんなEAAの摂取方法としては、タイミングは運動前~運動中、摂取量は1回15~20g程度が目安です。またアミノ酸インスリンの分泌により吸収が促されます。よってEAAを摂取する際には、吸収の速い糖と一緒に摂取するとより良いでしょう。ただし運動中は血糖値を安定化させる事が重要です。特に運動前に大量の糖を摂取すると、運動中に血糖値が乱高下を繰り返し、パフォーマンスが大きく低下、心身に大きな負担がかかります。自分にとって必要な糖の量を見極めましょう。

ちなみに運動前~運動中に摂取するアミノ酸としては「BCAA」の方が有名です。BCAAはEAAの中でも「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」の3種類のアミノ酸の事を指しており、特に筋肉の合成と分解にはこの3つのアミノ酸が深く関与していると言われています。「EAAを20g」と聞くと多いように思いますが、それは何故かというと、EAAの中に含まれているBCAAを十分量摂取したいからです。ただしEAAはBCAAよりも高価なため、無理をしてEAAを利用する必要はありません。コスパを選ぶならBCAAを5~10g利用すると良いでしょう。

尚、当記事の内容は既に移転済みです。詳細については別ブログ「ジャイロボール適当指南書」にある記事『EAAはBCAAの代わりになる?それぞれの効果や摂取方法等』『運動前~運動中・運動後等における糖の摂取方法まとめ』にまとめているのでそちらをご覧下さい。

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