独眼流サプリメント大全

各種サプリメント・栄養素に関する情報を管理人独自の視点でまとめています。

運動後の疲労や眠気はどう対処すべきか(転送記事)

筋肉内には「グリコーゲン」という物質を蓄えておく事ができます。このグリコーゲンはブドウ糖から合成される糖の一種であり、疲労物質と言われている「乳酸」は、このグリコーゲンを消費するような運動、すなわち短時間の「無酸素運動」によって作られます。

特に乳酸が筋肉に蓄積すると、筋肉内の血流が増加する「パンプアップ」の原因になりますが、このパンプアップは一時的なものであり、時間が経過すると薄まったり、分解されていきます。しかしそうして乳酸がなくなっても、筋肉内のグリコーゲンが回復しなければ、疲労感は残り続けます。つまり疲労回復のためには、乳酸云々よりも、とにかくスムーズに糖を補給するという事が重要になります。

尚、グリコーゲンからは大量の「ATP(アデノシン三リン酸)」が得られます。この ATPこそ、筋肉の細胞を動かすエネルギーとして利用されているものなのですが、実はこのATPが大量に使われた時、ATPから外れた「リン酸」が大量にできます。実はこのリン酸、神経伝達に関わるカルシウムと強く結合する性質があり、これによって筋肉の収縮を制御しているカルシウムと結合し、筋肉の収縮を鈍らせてしまいます。運動後の疲労感は主にこれによるものと考えられます。よって疲労回復には血流を促す事と、カルシウムなどのミネラルを補給する事も重要になります。

この他、スポーツでは1年を通して試合がある場合もあると思います。その場合、毎試合大量にグリコーゲンを消費していたら、1年を通してパフォーマンスがもちません。またスポーツによっては一旦グリコーゲンを消費してしまうと、補充する時間が確保できない事もあると思います。そのような場合を考えると、普段から「乳酸をできるだけ溜めないような体の使い方をしておく」という事も重要になってきます。それによって長期に渡ってパフォーマンスを安定化させる事のできる選手が、能力の高い選手として評価されます。

 

尚、当記事は転送用の記事です。詳しくは「いわゆるnote」にある『筋トレのコツ6:乳酸とパンプアップについて考える』をご覧下さい。

「使える筋肉」と「使えない筋肉」とは?(転送記事)

未だに言われる事の多い「使える筋肉・使えない筋肉」ですが、結論から言ってしまえば、そんなものはありません。同時に「ダンベルやバーベルなどを用いて行うトレーニングで、体が固くなったり、重くなったり、怪我をしやすくなる」なんて事もありません。

特にせっかく鍛えた筋肉が上手く活かされないのは、単に「その筋肉を上手く使う方法を知らない」からです。ならば、各筋肉の連動性を高めるようなトレーニングで、筋力を効率良く使えるような体の使い方を覚えたり、五感との連携を高めるような神経系のトレーニングを行って、予想外の状況に対しても瞬時に判断する能力を高めたり、あるいは活動と休息のバランスを整え、疲労をコントロールするような日程を組めば良いだけの話です。

特に心身のケアは、大きな重量を扱うようなトレーニングを行っていないスポーツ選手でも、普段から当たり前のように行っている事です。トレーニングによって運動量が増える事では、今まで以上に「心身のケア」の重要性が増すため、それを怠れば当然マイナス面も大きくなります。しかしそれは単に「心身のケアが適切ではない」事によるものであり、「トレーニングそのもの」が原因ではありません。つまり自分に合った心身のケアの方法を探し、それを実行すれば良いだけの話であり、怪我をしやすくなるとか、体が重くなるなどという事は、トレーニングを避ける理由にはならないのです。

 

尚、当記事は転送用の記事です。詳細については「いわゆるnote」にある『筋トレのコツ5:使える筋肉と使えない筋肉について考える』にまとめているのでそちらをご覧下さい。

主動筋と拮抗筋を意識して筋トレをしよう(転送記事)

「主働筋」とは、関節を動かす時、力を発揮して収縮している筋肉の事です。また「拮抗筋」とは、そうして主働筋が力を発揮して収縮する際、逆に伸ばされている筋肉の事を言います。

特に拮抗筋は、主働筋が大きな筋力を発揮した際、ストッパーのような役割を果たし、その動きを制御する事ができます。一方、主働筋が素早く収縮するためには、拮抗筋がスムーズに伸ばされる必要があります。つまり拮抗筋の柔軟性がなければ、拮抗筋が主働筋の動きを邪魔してしまい、効率良く筋力を発揮できません。

しかしかと言って拮抗筋が柔らかすぎると、今度は主動筋の動きを制御できず、関節に不要な負担がかかってしまいます。表側にある筋肉も裏側にある筋肉も普段からバランス良く使う事、そしてそのための様々な工夫が必要になります。

 

尚、当記事は転送用の記事になっています。詳細については「いわゆるnote」内にある記事『筋トレのコツ2:主動筋と拮抗筋を意識しよう』にまとめているのでそちらをご覧下さい。

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