独眼流サプリメント大全

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D-アスパラギン酸の効果と摂取方法まとめ

D-アスパラギン酸(DAA)はアミノ酸の一種です。同じくアミノ酸の一種であるアスパラギンから変換、あるいはエネルギーサイクルである「クエン酸回路」の中で働く「オキサロ酢酸」とアミノ酸の一種である「グルタミン酸」から合成されます。尚、アスパラギン酸には「D体」と「L体」があります。基本的に人体に存在するアミノ酸はL体だけと言われていますが、アスパラギン酸ではD体の方も存在しています。どちらの方が重要という事ではありませんが、サプリメントの場合「D体」が殆どです

そんなアスパラギン酸は、脳内においては興奮性の神経伝達物質として働くとされており、脳内にあるグルタミン酸受容体を活性化させ、記憶や学習に関わる神経伝達をスムーズにする作用があると言われています。特にグルタミン酸は、脳内で過剰に増えると神経細胞を破壊するという事が言われており、グルタミン酸からアスパラギン酸を合成したり、あるいはアスパラギン酸の持つグルタミン酸受容体の活性化作用などによって、グルタミン酸が過剰に増えすぎないようバランスを取っていると言われています。

またアスパラギンからアスパラギン酸へ変換する際にはアンモニアができます。このためアスパラギン酸にはアンモニアの排出を促し、アンモニアを分解するための尿素回路アンモニア→カルバモイルリン酸、カルバモイルリン酸+オルニチン→シトルリン→アルギニン+尿素)を活性化させる作用があると言われています。この他、アスパラギン酸は、一説によればコラーゲンの合成を促す作用、男性ホルモンの分泌を調節する作用、カリウムマグネシウムの吸収を促す作用、乳酸の分解を促す作用などがあると言われています。

サプリメントとして利用する場合、摂取量の目安は特に定められてはいませんが、アミノ酸である事から危険な副作用が起こる可能性は低いと思われます。摂取量は1回2~3g程度で良いでしょう。摂取タイミングは食間などの空腹時、少量の糖と一緒に摂取する事をオススメします。

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