腹筋を割る方法について考える

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タバコやお酒は筋肉に悪い?その効果について

タバコやお酒は健康に悪いなどと言われる事があります。ここではそんなタバコやお酒に含まれる成分とその効果について私なりにまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

★当記事の目次

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タバコは筋肉に悪い?含まれている成分とその効果

ニコチンとは?

タバコには「ニコチン」という成分が含まれています。ニコチンは神経系に対して有害とされ、強い依存性があるという事がよく知られています。特にその依存性の強さはアルコールとは比較にならず、一説には「覚醒剤にも匹敵する」とも言われるほど強力なものです。これが「禁煙するのが難しい」と言われる大きな原因になっています。尚、もたらされる依存性の強さは個人差も大きいのですが、喫煙期間が長いほど蓄積による影響が大きくなります。

またニコチンには胃酸を過剰に分泌させる作用もあるとされ、それによって胃や腸に不要な負担をかける事があります。胃や腸の壁は粘膜によって保護されており、通常はダメージが及ぶ事はありませんが、胃酸は非常に強力であり、その分泌が過剰になると、潰瘍などの原因になると言われています。

更にニコチンには血管を不必要に収縮させる作用もあり、それによって血圧が上がり、血管への負担が増えます。これにより血管系の疾患のリスクが増えると言われています。その他、ニコチンにはビタミンCを破壊する作用もあるとされていて、抗酸化やコラーゲンの合成を阻害するという事も言われています。その結果として肌荒れ・老化・骨粗鬆症動脈硬化の進行等のリスクが増える事が考えられます。

タールとは?

タバコには「タール」という成分も含まれています。摂取量が多く、またそれが蓄積する事では、細胞内のDNAが損傷され、正常な細胞の合成が阻害されます。すなわちタールには「発癌性」があり、「悪性腫瘍(癌)」の原因になると言われています。またこのタールは「粘り気が強い」という特徴があるとされ、仮に禁煙できたとしても、体から中々抜けないという事が言われています。これにより喫煙期間が長くなるほどその蓄積による影響は大きくなります。

一酸化炭素とは?

タバコの煙には「一酸化炭素」という成分も含まれています。名前的には「二酸化炭素」と似ているため、一見無害のように思えますが、これが肺の中に入ると酸素の吸収を阻害すると言われています。これは一酸化炭素が、通常の酸素よりも強くヘモグロビンと結合する性質があるためで、これによって酸素の取り込みが阻害され、心肺機能が大きく低下する事になります。また単純に酸素の吸収量が減るので、脳に酸素が行き渡らず、知能や筋力が低下するという事も考えられます。

またそのように一酸化炭素は血流を悪化させるため、特に心臓から遠い場所では細胞の機能が低下し、古くなった細胞を新しく作り変えるという「新陳代謝」もスムーズに行われなくなります。当然筋肉に悪いのは明らかです。これをその他の例で言うと、足の指先に出血を伴うような怪我をした時、ヘビースモーカーの人ではその怪我がなかなか治らないという事があるそうです。これも血流が悪化する事によって起こるものです。更に血流の悪化によっては浮腫、冷え性痛風、糖尿病などの諸症状も悪化させると言われています。

 

タバコ・・・本当に必要なもの?

日本で販売されているタバコには元々の値段に上乗せする形で多額の税金がかけられています。最近ではタバコやお酒などのいわゆる「嗜好品」に対して税金を上乗せする傾向が強く、少子高齢化により国の税収低下が見込まれるこの先も、おそらくその値段は上がっていくと思われます。その間、頑なに買い続けていれば、自分が気づかぬ内に相当な出費になっているはずで、それだけのお金をわざわざ払ってまで吸っても、前述のように人間の体にとって役に立たない成分しか含まれていないのです。そこまで苦労して吸う意味はあるのでしょうか。

喫煙者がよく言うのが「タバコを吸う事でストレス解消になる」という事です。しかし実際には「ストレスを解消するためにタバコを吸っている」のではなく、「吸わない事によるストレスを解消するために吸っている」だけです。これは前述したニコチンの強い作用によるもので、その作用は喫煙者が想像する以上に大きいものです。またこれも前述しましたが、タバコは人間の細胞にとってストレスとなるものであり、その蓄積はタバコを吸わない事によるストレスよりも大きいのです。

体にとって不要なものを摂取するぐらいなら、その分のお金を自分の趣味のコレクションのために使ったり、好きな食べ物を食べるために使ったり、あるいは将来の事を考えて栄養補助のためにサプリメントを買ったり、健康に関する本を買って読んだり、自分の愛する家族のために使ったり・・・などした方が自分の心は満たされるのではないでしょうか。お金や時間は有限であり、人生は一度だけです。もちろん他人の趣味・趣向にとやかく言うつもりはありませんが、その使い方については今一度考えるべきだと思います。

何故このような事を言うのかというと、タバコのような「人体にとって有害なもの」が、未だに日本の社会に根強く残っているのは、その会社や業界などにお金を回している人、またそのために時間を使っている人がたくさんいるからです。タバコのおかげで経済が回っているのだとしても、前述のような事を考えれば、常識的に考え、それは良い経済の回り方とはとても言えないはずです。逆に「人体にとって良いもの」にお金や時間を使う人が増えれば、それに関わる会社が世の中に多く残り、必要な場所へ、適切にお金や時間が回るようになります。それによって経済が回れば、それは「良い循環」となり、我々にも実感ができるような形で回ってくるのではないでしょうか。我々は世の中や国に対して平気で文句を言いますが、できる事をせずに文句を言うのは少し違う気がします。

そうして適切な場所へ、適切にお金が流れていき、それが我々の手元にも届くためには、一つ一つ今できる事を積み重ねる事が重要です。特にメディアは常に正しい情報をもたらしてくれるとは限りません。大きなお金が動けば事実を二の次にして宣伝したがるのがメディアです。そうした情報に右往左往させられないためには、与えられた情報を鵜呑みにせず、例え多くの人が信頼している情報であってもまず疑い、自分から知識を探しに行く必要があります。これはスケールの大きな話になりますが、世の中をより良くしていこう、経済を良くしていこう、自分の生活を豊かにしていこうとした時、そうした現状を変える事ができるのは「情報に対する強い意識を持つ人が増える事」だと私は思います。

 

お酒に含まれるアルコールとその効果について

アルコールを処理する際の過程について簡単に

摂取したアルコールは肝臓で代謝されます。アルコールが代謝される際の流れを簡単に説明すると、まず摂取したアルコールは代謝される事で「アセトアルデヒド」という物質になります。このアセトアルデヒド発癌性があるとされる物質であり、その蓄積は人体にとって良くありません。そのためアルコールの処理はできるだけ速やかに行おうと、優先的に処理されます。尚、分かりやすい症状ではアセトアルデヒドは二日酔いの原因になると言われています。

その後、アセトアルデヒド代謝される事で「酢酸」になります。酢酸は脂肪酸の一種で、「お酢」の主成分としてよく知られています。この酢酸は短鎖脂肪酸というエネルギーになりやすい脂肪酸の一種であり、速やかにエネルギー回路に入る事ができます。実際に入るエネルギー回路は「TCA酸回路(クエン酸回路)」で、ここに入る前にアセチルCoAへと変換されます。

そうしてTCA回路に入ったアセチルCoAは代謝される過程で「クエン酸」に変換されます。クエン酸は柑橘系に含まれる有機酸の一種として知られていますね。更にこのクエン酸代謝される事では、細胞を動かすためのエネルギーである「ATP(アデノシン三リン酸)」を作り出す事ができます。そうしてTCA回路を回す事でATPを得た結果、最終的に排出されるのが「炭酸ガスと水」です。いずれも息、汗、尿、大便などとして排出されます。

 

お酒は太る?太らない?

「アルコールは全て分解されてしまうので、体の中に残るエネルギーはない(それによりカロリーがない)」などと言われる事もありますが、それは正しくありません。クエン酸回路が回ればエネルギーが得られ、そのエネルギーは細胞の原動力になります。よって余剰分が出れば当然脂肪の合成に回されてしまいます。またアルコールが代謝される過程で通るクエン酸回路は、そもそも糖や脂肪からエネルギーを得る時に必ず通る場所です。もしアルコールを処理している時に、大量の糖や脂肪を摂取した場合、それが順番待ちという形になり、余剰となったものがやはり脂肪の合成へと回されるという事が考えられます。

更に、アルコール飲料は飲みやすくするため、糖あるいは脂肪が含まれている事も多い上、アルコール飲料と一緒に食べる食べ物は大抵味付けが濃かったり、糖・蛋白質・脂肪が豊富でカロリーの高いものばかりです。またアルコール自体に食欲を増進させる作用があると言われており、それによって全体的な食事量も自然と増える事になります。それを毎日習慣のように行っていれば当然肥満の原因になるでしょう。例えハードなトレーニングを行っていても、プラマイゼロになってしまう可能性もあります。

 

適度なお酒は健康に良い?悪い?

度数の高いアルコール飲料は、口・食道・胃・腸の特に「粘膜」に大きなストレスを与えると言われています。これは摂取したアルコールの一部が粘膜を通じて直接吸収されるからです。そうして吸収された後、代謝される過程でできたアセトアルデヒドが炎症を引き起こし、これが「ガン」の原因になると考えられています。もちろんそこまで行かなくても、粘膜は免疫においても重要な役割を果たしているので、一時的に免疫力が低下して風邪を引きやすくなったり、胃液によって胃の壁を傷つけたり、あるいはタバコなどその他の害をもたらす成分に対する耐性が低下する(様々な要素が合わさる事でデメリットが増長される)という事も考えられます。

アルコールには強い殺菌効果もあります。そのため少量であれば、例えば手洗いなどで消毒効果をもたらす便利なものですが、大量に摂取した場合、胃腸の菌のバランスを崩してしまうという事も十分に考えられます。特に腸内細菌は食物繊維を分解するために重要である他、ビタミンB群やビタミンKを合成する事もできるため、その働きは非常に重要です。例え少量であっても蓄積すれば健康に悪いのは明らかです。

アルコールは神経系にも強い作用をもたらします。特に生まれつきアルコールを処理する能力が弱い人や、成長期の子どもの脳ではその影響を受けやすく、特に「脳が萎縮して小さくなる(溶かすのではなく、働きが抑制され衰える。特にグルタミン酸が影響を受けるとされる)」という事が言われています。もちろんそこまで行かなくても、気づかぬ内に記憶力、判断力、集中力、理性の低下(感情を抑える事が難しくなる)が起こる可能性はあると思われます。それによってはニコチンほどではありませんが、少なからず依存性をもたらします。

アルコールは成長期における臓器の成長や、性機能の発達も妨げると言われています。だからこそ未成年では飲む事が法律で禁止されているのですが、それはアルコールの処理能力が弱い大人でも同じであり、一度に大量のアルコールを摂取した場合、いわゆる「急性アルコール中毒」になる事があります。後述のように、アルコールの処理能力は生まれつきであり、いくら飲んでも鍛える事はできません。特に急性アルコール中毒は命に関わるような深刻なものであり、アルコールはそういう危険と常に隣り合わせという認識を持っておくべきです。

その他、アルコールの分解では最終的に水ができるのですが、水分の排出を促すため、飲酒後は尿の量が増えます。これがアルコールを摂取した際に水を飲むべき理由なのですが、血中の水分量が多くなると、今度は血液が薄くなり、細胞への栄養供給が上手くできなくなる事があります。これにより血液を増やそうとするため、心臓などに大きな負担がかかる事になります。また血液の量が増えると今度は血圧が上がり、血管の壁にも大きな負担がかかります。それは動脈硬化などの原因にも繋がるものです。

尚、アルコールは「適度な摂取は健康に良い」と言われる事もあるのですが、飲酒の習慣がある人ほどそれらの「蓄積」があり、飲酒の習慣がある人ほど「適度な量ではない」事が多いです。特にアジア人は全体としてアルコールやアセトアルデヒドを分解する能力が弱いと言われています。むしろアルコールに強い人の方が珍しく、「自分はお酒に強い」などと根拠のない自信を持つのは大変危険です。何よりアルコールの処理能力は生まれつきで、どれだけ飲んでも鍛える事はできません。飲む量が増えたのは単に神経が麻痺し、鈍感になっているだけです。日本では周りに合わせて飲むという事が非常に多く、蓄積によるリスクは我々が想像する以上に大きいものです。

ちなみにアルコールそれ自体や、アルコールの原料となる食品に対してアレルギーを持っている人もおり、物理的に飲む事ができない場合もあるようです。またこれは珍しい例ですが、アルコールやアセトアルデヒドを分解する酵素を持っていないという人も稀にいるようです。そのような場合、自分の身は自分で守るしかありません。

 

お酒で痛風になる?

人間は食品から摂取した窒素をそのままの形で排出する事ができません。そのため窒素は単純な構造をしている窒素化合物であるアンモニアにまず変換する必要があります。しかしアンモニア自体は有害なので、長い間体の中に蓄えておく事ができませんから、それを今度は尿酸に変換して処理します。一方、その尿酸は水に溶けず、そのままでは排出しづらいので、より排出しやすい尿素へと変換し、それを水と一緒に体外へ排出します。それが「尿」です。ちなみにアンモニア→尿酸→尿素の変換を行う尿素回路を動かすためにはアルギニンというアミノ酸が必要になります。

その元となる窒素は蛋白質に含まれています。生命活動を維持するためには細胞を常に健康な状態に維持する必要があり、食事から摂取した蛋白質を材料にして新しく細胞を作り、古くなった細胞や不要となった細胞などをその都度捨てています。それが「新陳代謝」であり、その過程で窒素のスムーズな排出が必要になる訳です。しかし蛋白質の合成や分解が活発な人ほど排出が必要な窒素の量は多くなり、それに伴ってアンモニアの量も増えやすくなります。いわゆる「痛風」とはそうして何らかの原因でアンモニアの量が増え、それに伴って変換される尿酸の量が増えたり、あるいは尿酸から尿素への変換が上手くできず、尿酸が溜まってしまう事で起こるものです。

またあまり知られていませんが、尿酸には強い抗酸化作用があり、酸化しやすい特徴があります。このため体内ではビタミンCなどと同じく抗酸化物質としての役割も持っており、活性酸素に対して拮抗し、異常な増殖を抑える働きがあると言われています。しかし活性酸素が異常に増えるとそれを処理するために尿酸の合成も活発になり、これによって尿酸も異常に増えてしまう事があります。これも痛風の原因になると言われています。

尚、痛風では「プリン体」がその原因とよく言われますが、プリン体自体は細胞核の中にある「核酸」に含まれている成分なので、単純に「細胞が多いもの」に多く含まれています。つまりアルコール飲料に含まれるプリン体の量は、他の食品と比べて特別多いという訳ではなく、実際には細胞の数が多い食品の過剰摂取に大きな原因があります。そのため植物性の食品を食べていても痛風になる事はあります。また前述のように新陳代謝が活発なほど尿酸は増えるので、例えばハードなトレーニングを行っている人でその処理が上手くできない人では痛風になりやすいですし、処理が上手くできている人でも、活性酸素の量が増える事でも尿酸が増えるので、ストレスなどが原因で痛風になる事もあります。

よってアルコール飲料を摂取したからと言って、それが必ずしも痛風の原因になるとは限りませんし、逆にそれ以外の原因で痛風になる可能性もあるので、そちらを注意した方が良いと個人的には思います。特に抗酸化物質を摂取する事、ストレスを避ける事、暴飲暴食など自分の必要量を上回るような食べ方をしない事、尿素回路を動かす肝臓を労る事(睡眠不足、栄養不足、運動不足、ストレス等原因は様々。当然アルコールの過剰摂取により尿酸の処理は上手くできなくなる)などが重要になるでしょう。

 

お酒が当たり前ではない人もいる

特に日本の社会はお酒と密接な関わりがあります。例えば上司や先輩などの命令で無理やり飲まされたり、その場の雰囲気やノリで飲まされたり、あるいは自ら空気を読んで大量に飲む・・・などという光景が日本では当たり前のように見られます。しかし一度でもそのお酒を断ると、それだけで人間関係が悪化するというような話もよく聞き、それが若い人の間での「お酒離れ」の原因の一つにもなっているようです。

そもそもお酒を断ったぐらいで「コミュ障」「ノリが悪い」「仲間外れ」「上司の酒が飲めないのか」「出世しない」「減給だ」なんて、よく考えなくても理不尽ですよね。お酒は「嗜好品(しこうひん)」であって、飲む飲まないは個人の自由であり、社会や周囲から強要されるようなものではありません。昔は許されたのかもしれませんが、今の若い人たちが反発するのも当然です。特にお酒はその存在が日本人にとってあまりに当たり前な存在になっているため、お酒を飲まなかったり、あるいは飲めない人を蔑むというような事が起こりやすいです。それでトレーニーが差別されたらもう最悪ですね。お酒を飲まなくても社会で不利な立場にならずに済むよう、世の中が変わって行く事を切に願います。

尚、これはお酒に限った事ではありません。日本人はその存在が多くの人に支持されているものであるほど、「それを支持しない人は異常」とする考え方を強く持っています。しかしこれは私が信条としている事ですが、例え多くの人にとって当たり前とされる事であっても、それが全ての人にとっても当たり前であるとは限りません。「当たり前」をただ何も考えずに受け入れ、それを続けるだけでは現状は何も変わりません。「世の中で多くの人が当たり前としている事、あるいは自分の中で当たり前としている事から、外れるような考えを許す事」こそが、自分や自分の周囲、そして社会全体をより良くしていくのだと私は思います。