腹筋を割る方法について考える

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筋肉を効率良く鍛えるために重要な甲状腺ホルモンについて

甲状腺ホルモンは新陳代謝を促す働きがあるとされるホルモンで、その分泌は目の健康にも影響を与えると言われています。この記事ではそんな甲状腺ホルモンについて私なりにまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

★当記事の目次

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甲状腺ホルモンの役割について

甲状腺ホルモンは喉仏の下辺りにある「甲状腺」という組織から分泌されるホルモンです。特に甲状腺ホルモンには「古くなった細胞を、細胞を新しく作り変える」という新陳代謝の過程をスムーズにする役割があるとされており、実は全身にあるあらゆる細胞に甲状腺ホルモンを受け取るための受容器があると言われています。そのため心身の健康を維持する上では必要不可欠なホルモンの一つと言えるでしょう。

また甲状腺ホルモンはそれを受け取った細胞のエネルギー代謝を活発化させ、糖・脂肪・蛋白質をエネルギーへ変換しやすくする役割もあります。これも新陳代謝を促すために行われる事で、これによっては単純に「基礎代謝」が上がる事になり、摂取したエネルギーが効率良く利用されるようになります。逆に言うと甲状腺ホルモンの分泌が悪くなれば、それだけ基礎代謝が下がるという事です。基礎代謝が下がると、エネルギーとなる糖・脂肪・蛋白質が余ってしまい、皮下脂肪や内臓脂肪など新たな脂肪として蓄積するようになります。

尚、糖は筋肉だけでなく脳のエネルギーでもあるので、甲状腺ホルモンの分泌が悪くなると、筋肉に上手く力が入らなくなる他、頭がボーッとして集中力などが低下する事もあります。更に蛋白質は筋肉の材料として重要なものなので、筋トレをしても筋肉が大きくならなかったり、修復が追いつかず怪我をしやすくなったりという事も考えられます。当然筋肉を効率良く鍛えていく上でその分泌を整える事は必須でしょう。

 

甲状腺ホルモンの分泌を促すには?

そんな甲状腺ホルモンは脳下垂体から分泌される「甲状腺刺激ホルモン」の刺激によって分泌され、その「甲状腺刺激ホルモン」は、視床下部から分泌される「甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン」の刺激によって分泌されています。

この内、視床下部は大脳と中脳の間にある「間脳」という場所にあり、ここは自律神経の中枢部分です。自律神経は「活動」の交感神経と、「鎮静」の副交感神経から成り立っており、特にストレス反応において重要な役割を果たしています。例えばストレスを受けると交感神経が興奮し、血圧を高めたり、呼吸を速めたり、心臓の鼓動を速めたりします。しかしその反応が過剰に起こると心身に大きな負担となるため、副交感神経が交感神経をコントロールし、常にお互いが上手くバランスを取り合っています。

一方、ストレス環境では交感神経が働く頻度が高まり、その交感神経の興奮を抑えようとして副交感神経が働く頻度も高まります。すると、お互いがお互いを抑えつけ合い、次第にどちらも疲れてしまいます。これによって自律神経のバランスが崩れる事で、甲状腺ホルモンの分泌にも影響を与える事があるのです。特に後天的に甲状腺ホルモンの分泌が不安定になる原因の中では、不摂生(活動・休養のメリハリと規則的なリズム)はもちろん、過労やストレスなども強く影響していると言われています。甲状腺ホルモンの分泌を整え、筋肉を効率良く鍛えていくためには、それらのコントロールも重要になります。筋トレをするだけでは筋肉は大きくなってくれません。

 

甲状腺ホルモンの材料となるチロシンヨウ素

甲状腺ホルモンはアミノ酸の一種である「チロシン」と、ミネラルの一種である「ヨウ素」などから作られています。この内チロシン必須アミノ酸の一種である「フェニルアラニン」から体内で合成されます。フェニルアラニンのような必須アミノ酸は、蛋白質を多く含む食品(肉、魚、卵、乳、大豆)から摂取できるので、それが制限されると稀に合成のための材料が不足してしまう事があります。だからこそ過度な食事制限は健康を害してしまうのです。

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尚、これはチロシンを摂取する事ができるサプリメントです。摂取方法としては1日1~2g程度を目安に、それを小分けにして摂取すると良いと思われます。ただし基本的には体内で合成できるため、サプリメントからの補給は必要ないものです。前述のように食事からの摂取を重視しましょう。

一方、甲状腺ホルモンの分泌に必要なヨウ素は海産物全般に含まれるミネラルです。海に囲まれた島国に住んでいる日本人は比較的摂取機会に恵まれており、本来は意識的な摂取は必要のないものです。しかし必須アミノ酸と同じように、過度な食事制限では稀に不足する事がある他、食物アレルギーや好き嫌いなどによっても不足する可能性があります。そうしてヨウ素が不足する事でも、甲状腺ホルモンの分泌が悪くなり、結果として筋肉の成長に悪影響を及ぼすという事も考えられます。人によっては意識的な摂取が必要でしょう。ちなみに一説によればアブラナ科の植物や大豆はヨウ素の吸収を阻害する成分が含まれていると言われており、それらの食べ過ぎには念のためにも注意しましょう。ただしそれを踏まえても日本人は摂取機会に恵まれているので実際は気にする必要はないと思います。

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ちなみにこれはヨウ素を摂取する事ができるサプリメントです。1~2日に1粒ずつ摂取すれば良いでしょう。過剰摂取した際の副作用については、後述する甲状腺機能を不安定化する事による何らかの症状が出る可能性はあると思われます。前述のようにサプリメントとして摂取する必要があるかどうかは、やはり日々の食習慣によって大きく変わります。

 

甲状腺の機能を低下させる病気に注意する

甲状腺では甲状腺自体の機能を損なわせたり、甲状腺ホルモンの機能を損なわせたり、あるいは甲状腺ホルモンを受け取る側の機能が損なわせるなどの病気があります。特に甲状腺機能が低下する病気では先天的(生まれつき)な「先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)」と、少し後になってから症状が出る「後天性甲状腺機能低下症」の2つに分けられます。それらの甲状腺機能を低下させる病気の内、8割は先天的なケースと言われており、後天的に低下するケースの方が珍しいようです。一方で、甲状腺に関する病気では逆に分泌を過剰に行うバセドウ病などの病気もあり、そのような甲状腺関連の疾患全体としては、男性よりも女性の方が病気にかかりやすいという統計があるようです(男性で全く起こらないという訳ではない)。

そのように後天的に甲状腺の機能が低下し、甲状腺ホルモンの分泌量が低下する場合も、逆に分泌が過剰に行われる場合も、前述のように甲状腺ホルモンは「あらゆる細胞へ影響を与えるホルモン」であるので、どちらが起こっても細胞が適切にエネルギーを得られなくなり、全身にある様々な細胞・様々な機能が不安定になります。例えば分泌が正常に行われない事では、今まで順調に身長が伸びてきた人でも急に成長スピードが遅くなるという事があります。これは「身長は遺伝だ」という強い認識もあり、意外に気づきにくいです(女性の方が起こりやすいが、男性で起こらない訳ではなく、男性の方が見落とされやすい)。

また細胞における代謝の異常が起こる事で筋肉が上手く動かなくなり、体のどこかあるいは全身に何かだるさや重さを感じたり、水分代謝が低下する事で浮腫んだりする事もあります。その他、人によっては記憶力、集中力、判断力の低下が起こり、日常生活が困難なレベルになったり、あるいは幻覚や幻聴などの症状が出るなどして人格まで変化し、人間関係にも大きな影響を及ぼす事があるとも言われています。ちなみにですが逆に分泌が過剰に行われる事で、眼球が突出するような症状が出る場合もあり、それによって瞼が上手く閉じず、眼球が乾燥しやすくなり、それが視力の低下に繋がるという事もあるようです(それが出ない場合もあるが、それによって物理的に顔の形が変わってしまう可能性もある)。

それらの症状が出て、すぐに気づく事ができれば治療によって改善しますが、これらの症状は風邪や仮病、あるいはその他の病気などと誤認される事も多く、見逃されやすいなので注意すべきです(特に男性)。できるだけ早く気づき、治療を開始(内分泌科などを受診)しましょう。