腹筋を割る方法について考える

「腹筋を割る方法」に関する情報をまとめたブログです。

腸腰筋を鍛える事の重要性を考える

お腹の筋肉を鍛えていく上では腸腰筋も同時に鍛えていく事が重要です。ここではそんな腸腰筋を鍛える事の重要性について私なりにまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

★当記事の目次

ここでは当記事内の章をリスト化しています。クリックする事で直接その場所へ飛ぶ事ができます。また戻りたい場合には各章の一番下にある「当記事の目次まで戻る」をクリックする事で再びこの場所に戻ってくる事ができます。

 

●腹筋動作でも働く大腿四頭筋腸腰筋

いわゆる「腹筋動作」で上半身を起こしていく際には、股関節も一緒に曲げており、太もももお腹の方向へ近づけています。つまり腹筋動作では何も腹筋だけが働いている訳ではなく、太ももの前側にある大腿四頭筋(大腿直筋・外側広筋・中間広筋・内側広筋)や腰の奥深くにある腸腰筋(小腰筋・腸骨筋・大腰筋)なども一緒に働いています。

特に大腿四頭筋は太ももの前側にある大きな筋肉で、体の表面からでも触れる事ができます。そのような筋肉の事を俗に「アウターマッスル」などと呼ぶことがあります。この大腿四頭筋は主に膝を伸ばす際に使われますが、実はそのように股関節を曲げる際にも働いており、上半身を起こす際にも重要となる筋肉です。一方、例えば腹筋動作で足を固定すると、この大腿四頭筋の大きな筋力によって上半身を起こすという事ができてしまうため、腹直筋へ効果的な刺激が与えられなくなる事があります。よって腹筋動作を行う場合、できるだけ腹筋だけを使って起き上がるような体の使い方が重要になるでしょう。

一方、腸腰筋は腰の奥深くにある筋肉で、体の表面から確認する事はできません。このように体の表面からは見えず、深部にある筋肉の事を俗に「インナーマッスル」と呼ぶ事があります。この記事ではこの腸腰筋について扱います。尚、インナーマッスルという名称は我々が勝手にそう呼んでいるだけで、どこからがインナーマッスルで、どこからがアウターマッスルなのか、という明確な基準は存在しません。最近では「インナーマッスルの方が重要」なんて言い方もされますが、決してインナーマッスルの方が優秀で、アウターマッスルを鍛えるメリットはないなんて事はありません。

 

腸腰筋とはどのような筋肉なのか

腸腰筋とは「大腰筋」「小腰筋」「腸骨筋」という3つの筋肉を合わせた総称であり、そのように体の奥深くに存在します。特に太ももを前から上へ引き上げる際や、腰を軸にして背骨を前へ倒す際などに働いており、腹筋動作はもちろん、歩いたり走ったりなど実は日常的に使われている筋肉です。そのため「インナーマッスル」と呼ばれる割には太く大きくなっています。ちなみに「太い」という事はそれだけ発揮される筋力も大きくなります。すなわち腸腰筋は走ったり跳んだりなど、瞬発的に大きな力を発揮する運動を行う際には必要不可欠な筋肉で、そのような競技スポーツを行っている人では「選手としての能力」にも直結するほど重要な筋肉です。

尚、腸腰筋の位置関係ですが、小腰筋は最も背骨に近い位置にあり、背骨と骨盤を繋いでいます。大腰筋はその小腰筋のすぐ外側にあり、背骨から骨盤、更には太ももの骨にも繋がっています。そして腸骨筋は大腰筋の更に外側にあり、骨盤と太ももの骨を繋いでいます。小腰筋や腸骨筋と比べると大腰筋は太いのですが、小腰筋自体が存在しない人も多いと言われているため、これらの中では特に「大腰筋」の機能が重要になります。もちろん大腰筋だけが単独で働くという事はありません。

 

腸腰筋を鍛えるメリットとは

この腸腰筋を鍛えるメリットとしては、まず腸腰筋はそのように太ももを前や上へ引き上げる際に使われるので、足を前へ踏み出す動作が全体としてスムーズになります。それによって単純に歩くスピード、走るスピード、階段を上るスピードなどが速くなり、日常生活が楽になります。スポーツ選手では身のこなしが速くなります。また例えば歩いたり走ったりする際には腕も同時に振っているはずで、そうして「太ももがよく動く」事では、上半身と下半身が上手く連動するようになります。つまり腸腰筋を鍛える事では「運動を行う際の効率が上がる」事になる上、余分な体力の消耗を抑える事もでき、疲れにくくなります。

尚、腸腰筋が発達すると骨盤が引っ張られるような形になり、背骨、骨盤、太ももの位置が安定化すると共に、特に骨盤の上側が前に傾き、逆に下側が後ろへ傾くようになると言われています。それにより体を横から見た時のお尻が斜め上方向へ持ち上がるようになり、いわゆる「ヒップアップ(お尻を上へ突き出すようなイメージ)」に繋がります。欧米人は我々から見ると皆がグラマーな体型をしているように見えますが、これはこの骨盤の傾きが大きく関係していると言われています。また「お尻を大きくする、お尻を大きく見せる」事では太い部分と細い部分がお互いに強調し合うため、それによって「ウエストを細く見せ、メリハリを持たせる」事もできます。すなわちメリハリのあるスタイルを目指すためにも、この腸腰筋を鍛える事が重要になるでしょう。