腹筋を割る方法について考える

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効率的に脂肪を落とすために必要な糖質制限の方法まとめ

糖質制限」とは脂肪を落とす事を目的として、一定期間糖質を制限する事を言います。しかし糖質制限は数あるダイエット法の中でもよく認知されてはいますが、正しい実施方法を理解している人はそう多くありません。この記事ではそんな糖質制限を行う具体的な方法、及び行う際の注意点などについて私なりにまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

★当記事の目次

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●そもそも糖質を制限する事で何故脂肪が落ちる?

糖は細胞を可動させるためのエネルギー源の一つで、普段から肝臓や筋肉などに蓄えられています。その供給源である食事から摂取される糖が不足すると、体内で貯蔵される糖が不足し、いずれは底をついてしまいます。糖は「生命活動の維持に必要な細胞」を活動するために必要なので、その糖が不足すれば当然生命活動の維持に何らかの支障をきたす可能性があります。そのため糖が枯渇した状態が一定期間続くと、糖以外にエネルギーとなる栄養素、すなわち脂肪などを糖の代わりにエネルギーとして利用しようとします。これを「糖新生」と言います。糖新生によって脂肪などが分解されると「ケトン体」という物質が作られ、それが糖の代わりになり、筋肉だけでなく、脳などあらゆる細胞のエネルギーとして利用する事ができます。つまり糖を摂取しなくても、ある程度はエネルギーをまかなう事ができるようになり、それに伴って脂肪が減っていきます。これが糖質制限によって脂肪を減らす事ができる仕組みです。

ただし糖新生で糖の代わりになるのは脂肪だけではなく、実は蛋白質アミノ酸)もエネルギーに変換する事ができます。しかし特に糖質制限を行う事では、むしろ脂肪よりも蛋白質の分解の方が起こりやすくなると言われています。何故そのような事が起こるのかというと、脂肪は糖や蛋白質と比べると倍以上のエネルギーがあり、エネルギーとして長期に安定しているからです。つまり脂肪はエネルギーとして重要なため、万が一のためにもあまり使いたくなく、逆にエネルギーを余分に消費してしまう筋肉の成長を後回しにし、それによってエネルギーを節約しようとするのです。また食事全体のエネルギーが制限されると、蛋白質の合成に関わる酵素の働きが弱まると言われているため、それによっても筋肉は萎みやすくなります。

そうして筋肉が萎むと、その維持に必要だった糖・蛋白質・脂肪の代謝が低下します。すなわち「基礎代謝」が大きく低下する事になります。しかし糖質制限を行っていれば脂肪も多少は減っており、脂肪と筋肉が同時に落ちる事で体重も大きく減ります。つまり見かけ上は「ダイエットが成功した」ように見えるため、そこで多くの人がダイエットを止めます。しかし元の食事に戻すと、そのように基礎代謝が低下した状態で食事だけが増える事になり、リバウンドのリスクが高まります。しかも糖質制限を行う度に基礎代謝は低下するため、「脂肪が燃えにくく溜まりやすい体質」はどんどん悪化してしまうのです。

それを可能な限り防ぐためには「基礎代謝は上回る程度のエネルギーは最低限摂取する事(基礎代謝を下回る度合いを調節する事で、脂肪を落とすスピードを早める事もできる)」が重要になります。すなわち蛋白質と脂肪でエネルギーを確保する必要があり、「太る」などネガティブなイメージの強い脂肪はむしろ意識的に摂取しなければなりません。糖質制限を「単に糖質を制限するだけで良い」と考えている人は多いと思うので、この点は強く認識しておくべきでしょう。詳しくは下記にて。

 

●糖質をどの程度まで制限すれば良いのか

これは体格(特に筋肉量)にもよるので一概には言えませんが、一説によると糖質は少なくとも1日40g以下に抑える必要があると言われています。特に筋トレのような糖をエネルギーとする運動を行っている場合、極端に糖を制限してしまうと運動中に低血糖となり、大変危険です。それを防ぐためには運動に必要な最低限の糖だけ摂取した方が良いと思われます。もちろん運動分のみを摂取するなど徹底した摂取量の管理は必要です。

ただし糖をそのまま利用する普段のエネルギーサイクルから、脂肪や蛋白質などを糖の代わりにエネルギーとして利用するサイクルに切り替わるためには、ある程度の時間がかかると言われています。特に筋トレのような糖を消費する運動を行っておらず、食事制限のみで脂肪を減らそうとする場合、中途半端な糖の制限は切り替わるまでの時間を延ばす事になり、その間、エネルギー不足から来る様々な症状に耐えなければなりません。よって「40g」とは言いましたが、抑える事ができるのであれば、ゼロに近づけるように抑えた方が良いでしょう。

尚、もし「糖質40g」を参考にする場合、イメージしやすい食品で考えてみると、例えば食パンなら6枚切りで1.5枚、8枚切りだと2枚、オニギリなら1個、切り餅なら1.5切れ、トウモロコシなら1+1/2本、プレーンのコーンフレークなら25g2杯、パスタなら1人分3/4、そうめんなら1束、うどんなら3/4玉、ソバなら1玉、サツマイモなら2/3個、ジャガイモなら2個、カボチャなら5cm角4個、バナナなら2本、ミカンなら2個、リンゴなら1.5個、牛乳なら800ml、ヨーグルトなら8杯となります。筋トレを行いながら糖質制限を行う場合、1日に食べても良い糖質はたったこれだけです(例えばバナナなら1日に2本しか食べられず、バナナを食べる場合、他の糖質は避ける必要がある)。

 

●糖質が豊富に含まれる食品を避けよう

基本的に糖質は穀類、芋類、果物類、乳製品などに豊富に含まれています。食事制限のみで行う場合、それらは必ず避けるべきです。筋トレを行っている人でも自制できなければ避けた方が安全です。その他、意外な所ではタマネギ、めんつゆ、カレーのルー、みりん、味噌などにも糖質は含まれています。特に加工食品を利用する場合、自分では気づかない所で糖質を摂取してしまう事も多いので、「糖質が含まれているか分からない加工食品は食べない」「糖質の含まれていないと分かる食品を食べる」という事を強く意識しましょう。一方、調理法・加工法にもよりますが、肉、魚、卵・大豆には殆ど糖質が含まれていないのでオススメの食品です。

ちなみにお酒を飲むのであれば、糖質の含まれるビール・発泡酒・日本酒・梅酒・紹興酒などは基本NGですが、ワイン(糖質は1杯1~4g程度)、焼酎・ブランデー・ジン・ラム・ウォッカなどは糖質の含まれる量が比較的少ないので一応可能です。ただしお酒と一緒に食べる食品はNGのものが多い上、脂肪や蛋白質を分解して糖の代わりに利用する「糖新生」はそもそも肝臓で行われるので、アルコールの摂取が余計な負担となる可能性があります。よって基本的には避けた方が安全です。最近では「お酒はダイエットに良い」「少量のお酒は体に良い」などと言う人もいますが、全くそんな事はないです。飲まないに越した事はありません。

 

糖質制限中は蛋白質を意識的に摂取しよう

糖質制限中は糖質が殆ど含まれておらず、かつ蛋白質を豊富に含む「肉・魚・卵・大豆」を意識的に食べる必要があります。特に肉・魚・卵・大豆は脂肪も豊富に含まれており、筋肉を維持するためのエネルギー源としても非常に有用です。オススメの食品については後述の「糖質制限中はカロリー・脂肪を意識的に摂取する」の所で書いています。部位や動物の種類を気にする必要はありませんが、ビタミンやミネラルなどできるだけ栄養価の高いものを選ぶと良いでしょう。

ただし調理法には注意しましょう。例えば肉料理の一つである「唐揚げ」ですが、唐揚げは小麦粉や片栗粉といった糖質を含む調味料を大量に使用しているため、組み合わせ次第では糖質がオーバーしてしまう事があります。特に唐揚げのような「味付けの濃い加工食品」は基本的にNGと思っておいた方が良いでしょう。また蛋白質を豊富に含む食品としては他に乳製品もありますが、糖質が豊富に含まれています。糖質制限中には利用しない方が良いでしょう。

尚、蛋白質の具体的な摂取量ですが、少なくとも1日に体重×1g~1.2g程度、筋トレを行っている人ではその倍以上の量が必要になります。例えば肉や魚では100g中にだいたい20g程度の蛋白質が含まれているので、体重60kgの人では毎食時に肉か魚を100g程度食べれば蛋白質60gを確保できます。しかし毎食時に肉や魚をそれだけ食べるのは大変ですし、筋トレを行っている人ではそれだけでは全く足りないので、個人的には無理をせずプロテインで補給する事をオススメします。プロテインは1回20~40g(パウダーとしての量)が目安です。ただしプロテインは牛乳に溶かすのはNGです。必ず水に溶かしましょう。

 

糖質制限中は中鎖脂肪酸を摂取しよう

摂取すべき食品の中で特にオススメなのが「高純度のMCTオイル(中鎖脂肪酸)」です。MCTオイルはココナッツオイルから抽出された「中鎖脂肪酸」という珍しい脂肪酸が豊富に含まれています。この中鎖脂肪酸は肝臓内で代謝されてケトン体へ変換され、すぐにエネルギーになるという特徴があります。糖質を制限してから脂肪が分解されるまでには少し時間がかかりますが、中鎖脂肪酸を含むMCTオイルを摂取する事ができれば、その間のエネルギーの代わりに利用する事ができます。それにより糖質制限中に起こる無気力感などを抑えながら、効率的に脂肪を分解する事が可能になります。

量としては1日に30~40g程度となるよう、毎食後及び間食時に10gずつ小分けにして摂取すると良いでしょう。ただし最初は体に慣らせるためにも1日数g程度から始め、少しずつ増やしていくと良いと思われます。

ちなみに高純度に精製された「MCTオイル」は低温で煙が発生するため加熱調理には適しません。そのためMCTオイルは基本的に食べる直前に料理にかけるか、飲み物に溶かして飲む、あるいはサプリメントの場合には食後に服用する事になります。どうしても油を利用した加熱調理をしたい場合、代わりにオレイン酸を豊富に含む「オリーブオイル(高純度に精製されたエクストラバージンオリーブオイル)」を利用する事をオススメします。オレイン酸脂肪酸の一種ですが、熱による酸化に比較的強く、動物性の食品に多く含まれる脂肪酸と比べると体の中で悪さをしませんので、動物性の食品が苦手な場合にはこちらを脂肪・エネルギー確保の補助として利用すべきです。

 

糖質制限中はエネルギー・脂肪を意識的に摂取しよう

前述のように、糖質制限中においては筋肉などの蛋白質アミノ酸)の分解を最小限に抑えるため、脂肪を意識的に摂取、及びその脂肪を利用してエネルギーを確保する必要があります。糖質制限中は糖を摂取する事ができない分、蛋白質や脂肪を利用してエネルギーを確保しなければなりません。

脂肪を多く含む食品としてはやはり「肉・魚・卵・大豆」が該当します。部位や種類などを気にする必要はありませんが、栄養価の高い牛・豚・鶏レバー(ビタミンA・ビタミンB群・各種ミネラルが豊富)、ウナギ(各種ビタミン、必須脂肪酸であるDHAEPAが豊富、ただしタレなし)、白身魚・鶏肉(脂肪は少ないが蛋白質が豊富)、マグロ(特にトロは必須脂肪酸であるDHAが豊富)、イクラ(必須脂肪酸であるDHAEPAが共に豊富。ただし塩分には注意する)、ボラ・ブリ・サンマ・イワシ・カツオ等青魚(必須脂肪酸であるDHAEPAが豊富)、納豆(必須脂肪酸であるリノール酸)などをオススメしておきます。これらは蛋白質と脂肪を同時に摂取する事ができ、糖質制限中のエネルギー源としてピッタリの食品です。

またアボカドもオススメです。アボカドは脂肪酸の一種であるオレイン酸が豊富な上、糖質は殆ど含まれていないので、糖質制限中のエネルギー源になります。この他、必須脂肪酸であるリノール酸を豊富に含むナッツ類や、必須脂肪酸であるα-リノレン酸を含むエゴマ油・アマニ油などもオススメです。そして前述した脂肪酸の一種であるオレイン酸を含むエクストラバージンオリーブオイル、中鎖脂肪酸を含むMCTオイルを合わせて利用しましょう。

1日に摂取すべき脂肪の量ですが、これは自分の基礎代謝から考える必要があります。例えば体重60kgの人で、ハードなトレーニングをしており、1日に120gの蛋白質(体重1kg当たり2gの場合)を摂取する必要がある場合を考えてみると、蛋白質は1g当たり4kcalなので、蛋白質120g×4kcalで合計480kcalのエネルギーがあります。仮にその人の基礎代謝が1000kcalだった場合、少なくとも残り520kcal分を脂肪から摂取するという事になります。まぁ蛋白質を1日に120g摂取する必要がある人の場合、筋肉量が多く、基礎代謝や運動量はその倍以上あるはずなので、実際にはそれでは全く足りませんが、脂肪の摂取量はこのように考えれば分かりやすいと思います。

例えば牛肉では100g中に20g前後の蛋白質と10g超の脂肪が含まれているので、蛋白質20g×4kcalで80kcal、脂肪10g×9kcalで90kcalとなり、合わせて170kcalです。つまり毎食時に100gの牛肉を食べるとすれば、170kcal×3で510kcalのエネルギーを確保する事ができます。また蛋白質30gを含むプロテインを2回に分けて飲むとすれば、30g×4kcalで120kcal(プロテインパウダーの量ではなく蛋白質の量で計算、尚、マルトデキストリン等は使えない)のエネルギーが確保できます。合計すると630kcalになる上、120gの蛋白質も摂取できます。

そうして蛋白質の摂取をまず考えた後、脂肪を豊富に含む食品の量を調節します。例えばアボカドは1個で200kcal、エゴマ油・アマニ油・オリーブオイル・MCTオイルなどの油はいずれも1g当たり9kcalです。油の場合、小さじ1が4g、大さじ1が12g前後なので、例えばMCTオイルを毎食時に大さじ1杯(12g)を摂取するとすれば、12g×9kcal×3回で1日に324kcalのエネルギーを確保する事ができます。更にナッツ類は種類にもよりますが、だいたい5個で70kcal前後です。筋肉量を落としたくない場合、運動量も考慮に入れる必要はあるでしょうが、これらを上手く調節していけば例え基礎代謝が1000kcal以上あったとしても簡単に調節する事ができるはずです。

ちなみに脂肪を落とす場合には基礎代謝を下回るようにして脂肪の摂取量を調節します。その下回る度合いを大きくする事で、脂肪を落とすスピードを早める事もでき、その度合い次第では短期間で脂肪を落とす事も可能です。ただし脂肪を制限してエネルギーが確保できないと筋肉の落ちるスピードの方が早くなるので、人や目的によって「どの程度まで摂取エネルギーを制限すれば良いか」は大きく異なります。

 

●野菜類を食べる際には注意が必要

野菜類のような植物性の食品には食物繊維が含まれています。食物繊維には糖の吸収を緩やかにする働きがあるので、一緒に食べる事で効率的な糖質制限の助けになります。また腸内細菌はビタミンB群やビタミンKなどを合成する事ができるため、腸内環境改善のためにも食物繊維は欠かせません。ただしそれは糖質が殆ど含まれていない「葉物野菜」に限っての話で、それ以外の野菜には糖質が含まれているものもあるので注意が必要です。

例えば糖質を含むものでは根菜類であるゴボウ、ニンジン、レンコン、大根、漬物全般、芋類などが挙げられ、特に芋類は必ず避けるべきでしょう。意外な所ではタマネギですね。タマネギにはイチゴ並に豊富な糖質が多く含まれているので避けた方が無難です。また果実類、例えばピーマンやナスにも糖質は含まれていますし、当然ですがトマトやスイカは糖質が非常に豊富です。他の食品との組み合わせ次第では、簡単にオーバーしてしまうのでいずれも避けた方が無難です。

尚、そのように野菜類も制限していくと、今度は「ビタミンやミネラルをどのようにして補給するか?」という問題が出て来ますが、ビタミンは大豆、ナッツ類、葉物野菜(ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いので注意)などで十分に補給する事ができるので心配ありません。むしろ野菜類を増やし過ぎると、今度は全体的な食事量の関係で前述したようなエネルギー・蛋白質・脂肪の方が疎かになってしまう事があり、そちらの方が避けるべき問題です。心配なのであれば、無理をせずにサプリメントを利用すべきです。特に水溶性ビタミンの補給は定期的に行うべきでしょう。

ちなみに同じ植物性の食品である「海藻類」や「キノコ類」に関しては、糖質が殆ど含まれていないものが多いです。味付けには注意すべきですが、ミネラルが豊富なので積極的に食べるようにしましょう。海藻類ではメカブ、コンブ、モズク、ワカメ、ヒジキ、アオサなどが、キノコ類では特に栄養価の高い黒・白キクラゲが個人的にオススメです。ただしもしそれらが苦手なのであれば、やはり決して無理をせず、サプリメントを利用すべきです。

 

糖質制限を行う期間について考えてみよう

糖質が制限された際に起こる蛋白質の分解と脂肪の分解は肝臓で行われます。そのため急激な糖質制限はただ臓器に負担をかけるだけであり、それを継続すれば逆に健康を害してしまう事もあります。特に現時点での体脂肪量が多い人ほどそのリスクは高くなります。よって1度の糖質制限を行う期間はせいぜい1ヶ月程度までに留めておき、それ以降では糖質の量を少しずつ適切量まで戻し、筋肉量を増やすために努めるという事をオススメします。腹筋を割るために糖質制限だけを行うのはあまり効率的ではありません。増量のための期間が必要です。

特に日本人の平均的な体型では1日に250g前後の糖が必要(蛋白質や脂肪を制限しておらず、筋肉量や運動量もそれなりで、基礎代謝も低くない場合の話)とされているので、糖質制限を1ヶ月行った後は数週間程度かけてゆっくりとその量に戻すように努めます。それを1ヶ月程度続け、その後に気が向いたら1ヶ月間の糖質制限を行うのです。そうして繰り返す事で「体への負担を考えながら少しずつ脂肪を落としていく」という事が重要になります。脂肪の落ちるスピードは緩やかですが、この方が筋肉もある程度維持する事ができ安全です。もちろん決まりはないですが。

尚、糖質制限ではそのように臓器や脳が正常に働いていなければならず、それらを休める睡眠は非常に重要です。せっかく糖質制限をしているのに、その間に睡眠習慣が疎かになってしまっては何の意味もありません。毎日同じ時間に寝起きし、明るくなったら起き、暗くなったら寝て、十分な睡眠時間を確保するよう各自管理しましょう。特に睡眠習慣が崩れるとストレス耐性が低下しやすくなり、糖質制限中におけるストレスコントロールが難しくなります。あらかじめ「時間を忘れて集中・熱中する事のできる趣味」を見つけておくというのも良いかもしれません。その他、食事の頻度を増やし、1回に口にする量を減らすというのも良い方法かもしれません(ナッツを摘むとか)。

 

糖質制限中には筋トレをしよう

糖は筋肉を動かすためのエネルギーなので、糖質制限中は筋肉を動かすためのエネルギーが少なくなり、筋肉の動きが鈍くなります。しかし脂肪を分解する事によって得られるケトン体があれば、それを代わりに筋肉を動かすためのエネルギーにする事ができます。つまり糖質制限を行っている間に「糖を消費するような無酸素運動」を行う事ができれば、脂肪をエネルギーに使い、より効率的に脂肪を落としていく事が可能になります。

特に蛋白質や脂肪を分解するためには体内にあった糖を一旦枯渇させる必要があり、糖質制限を始めても、エネルギーサイクルを切り替えるまでには少し時間がかかります。しかし糖質制限初期において筋トレを行って糖を消費すれば、その時間を短縮する事ができます。糖が枯渇している状態での運動はかなりしんどいものですが、それによって苦しい時間をより短くする事ができるため、可能であれば是非すべきです。

尚、筋トレを行って筋肉が大きくなると基礎代謝が向上し、その維持のために糖・蛋白質・脂肪を消費、またそれらを効率良く使えるようになります。これによりそれらが余りにくくなり、新たな脂肪の蓄積を防ぐ事ができます。糖質制限中では筋肉をなるべく落とさない事が重要ですが、糖質制限以降食事を戻せば効率良く筋肉を大きくする事ができるようになるので、筋トレは糖質制限以降も継続させるべきです。また筋肉は糖を蓄えておく事ができます。このため糖質制限を終えた後には筋肉が糖の逃げ道になり、血糖値の抑制にも繋がります。それは様々な病気のリスクを低減し、心身を健康に保つ事ができます。その意味でも筋トレはメリットが大きく、糖質制限をきっかけに習慣化すると良いでしょう。

 

糖質制限中にオススメの食品まとめ

糖質制限中にオススメの食品を挙げてみると、例えばチアシードMCTオイル、エクストラヴァージンオイルオリーブオイル、エゴマ油・アマニ油、メカブ・コンブ・アオサ・ヒジキ等海藻類、白・黒キクラゲ、カキ等貝類、ウナギ(味付けなし)、イカ、タコ、カニ、ウニ、アーモンド・ピーナッツ・カシューナッツ・ヒマワリの種・ゴマ等ナッツ類、豚肉、牛肉、レバー等ホルモン系、馬肉、鶏肉、砂肝、鶏の卵、納豆、ブリ・マグロ・カツオ・サバ・シロサケ・アンコウ・ニシン・シラス等魚類、イクラ・タラコ等魚類の卵、アンコウの肝・白子などです。

糖が含まれていなければ基本問題ないので、種類や部位などは特に問いません。逆に糖の含まれている穀類、芋類、乳製品、果物類(アボカド以外)、一部の野菜類(トマト等)、お菓子類などは使えません。ちなみに海藻類、貝類、甲殻類などの海産物を食べない場合、激しい運動習慣のある人ではナトリウムが不足する事があります。その点は注意しましょう。運動量や発汗量に応じて適切に食塩を使う方が安全です。

一方、野菜ではニンジン、ホウレン草、ピーマン、モロヘイヤなどが栄養価が高くオススメですが、ニンジンに関しては糖質がやや多いので注意します。心配ならばビタミンやミネラルはサプリメントからも補給しましょう。この他、果物では唯一アボカドがオススメです。それぞれの含まれている栄養素やエネルギーは調べれば出ます。繰り返しになりますが、蛋白質をどれだけ摂取するかをまず考え、その上で基礎代謝前後になるように脂肪の摂取量を調節する訳です。決して難しく考える必要はありません。

 

糖質制限を行う際にあると便利なものまとめ

下記では糖質制限を行う際にあると便利なものの例を紹介しています。上記で挙げたオススメの食品は一部しか紹介していませんが、コンビニを利用すれば大抵の食材は揃えられると思います。

バルクスポーツ アイソプロ ナチュラル 2kg NICHIGA ブラックチアシード 1kg

純粋に「蛋白質を摂取したい」場合、余計なものが入っておらずコスパの良いバルクスポーツのプロテインを個人的にオススメします。カロリーは量にもよりますが1食100kcal前後、摂取量の目安は20~40g程度です。尚、溶かすのは水がオススメです。

主食にオススメのブラックチアシードです。カロリーは100g当たり500kcal前後です。糖質が少なく脂肪・食物繊維が豊富なので、糖質制限中のカロリー源としては非常に有用です。
有機JAS フラックスシードオイル(アマニ油) 237ml ガルシア エクストラバージンオリーブオイル 1000ml

必須脂肪酸の中でもω-3脂肪酸であるα-リノレン酸を豊富に含むアマニ油です。カロリーは1g当たり9kcalです。摂取量の目安は1日に5g以上が良いと思われます。1回2g程度を毎食時などに分けて摂取するようにすると良いでしょう。尚、これだけだとEPADHAが摂取できないので、青魚などを食べるか「サプリメントAmazon商品リンク)」で補給すると良いでしょう。

オレイン酸を豊富に含む純度の高いオリーブオイルです。オレイン酸は他の動物性脂肪酸飽和脂肪酸トランス脂肪酸リノール酸等ω-6脂肪酸)と比べると悪さをしないので、カロリー源としてオススメです。不飽和脂肪酸の中では比較的熱や酸化に強いので加熱調理に適しています。カロリーは1g当たり9kcalです。
カリフォルニア産 アーモンド 無塩・無油 1kg 素焼き落花生(ピーナッツ) 1kg(500g×2)

脂肪・蛋白質が豊富でカロリー源として優秀、かつビタミン・ミネラルの栄養価の高いアーモンドです。ピーナッツとは栄養価の高い部分が被っていないので、組み合わせる事で食事全体の栄養価を更に高める事ができます。尚、1粒0.5g前後とすると、40g(80粒)で230kcal程度のカロリーがあります。

アーモンドと同じく栄養価の高いピーナッツです。アーモンドとは栄養価の高い部分が被っていないので、組み合わせる事で食事全体の栄養価を更に高める事ができます。1粒1g前後とすると、40g(40粒)で240kcal程度のカロリーがあります。尚、何故この商品を紹介しているのかというと、この商品は安くてコスパが良く原材料もアメリカ産だからです。
仙台勝山館 MCTオイル 360g LIFE STYLE マルチビタミン・ミネラル

中鎖脂肪酸を豊富に含むMCTオイルです。カロリーは1g当たり9kcalです。摂取量の目安は1日30~40g程度(270~360kcal)であり、それを毎食時に小分けにして摂取すると良いでしょう。ただし加熱調理には使えません。

ビタミンとミネラルをまとめて補給する事ができるサプリメントです。運動前や運動後、あるいは普段の食事時に。
NOW Foods 脂溶性ビタミンC 500mg ザバスプロテインシェーカー 500ml

脂溶性のビタミンCです。水溶性ビタミンCは体から失われやすく、数時間おきに摂取する必要があると言われています。一方、この脂溶性ビタミンCは朝晩1g~ずつの摂取で済みます。ビタミンCは過剰摂取の心配は特になく、糖質制限中は不足する事が多いので不足が心配なら摂取しましょう。特に「コラーゲンAmazon商品リンク)」などと一緒に摂取するのがオススメです。

プロテインを溶かすために必要なシェイカーです。最近は電動のものも多いのですが、いかんせん電池の持ちが悪いのでオーソドックスなこれが一番です。