独眼流サプリメント大全

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桑の葉茶の効果と摂取方法まとめ

桑(クワ)とはクワ科クワ属の植物の事で、その葉を利用したお茶類(桑葉茶)があります。「クワ」と言えば果実の「マルベリー」が有名で、果実酒やジャムの他、グラノーラやケーキなど様々なお菓子に利用されていますが、実は葉も日本人にとって非常に馴染み深いもので、そのようにお茶として利用される事がある他、特に葉は絹繊維の元になる「蚕」の餌に使われています。また桑の根の外側にある皮は「桑白皮(そうはくひ)」と呼ばれており、乾燥させて煎じて飲む事があります。

そんな桑の葉には「1-デオキシノジリマイシン(以下DNJ)」という糖(イミノ糖)の一種が含まれていると言われています。別名「モラノリン」と呼ばれています。このDNJはブドウ糖に似た構造をしており、糖を分解する酵素ブドウ糖よりも先に結合する事で、その働きを緩やかにし、小腸内の糖の吸収を緩やかにする作用があるとされています。この他、桑の葉にはビタミンB1葉酸、ビタミンK、カロテノイド類、鉄分、カルシウム、フラボノイド類などが含まれているという情報があります。

桑の葉に関するサプリメントでは、桑の葉をそのまま粉末状にしてサプリメント化したもの、桑の葉のエキスを抽出したもの、DNJだけを抽出したものがあります。ただしサプリメントであっても残念ながらDNJの含有量は非常に悪いです。例えば桑の葉100g中に含まれているDNJの量は僅か0.3%程度、またサプリメントでも100g中多くて1.5g程度しか含まれていません(そもそもDNJとしての含有量が書かれていない事が殆ど)。おそらく前述の作用は高濃度である必要があるため、現時点では品種開発を待つしかありません。過度な期待は禁物です。

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