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抹茶の効果と摂取方法まとめ

抹茶(マッチャ)は、茶葉を摘むまでの20日以上の間、生葉を日光から遮断し、その生葉を蒸して揉まず乾燥させた「碾茶(テンチャ)」を、更に粉末状にしたお茶類の一種です。

抹茶は中国発祥とされており、日本には鎌倉時代に伝わったと言われています。大きな特徴としてそのように粉末状になっているため、茶葉に含まれるほぼ全ての成分を無駄なく摂取する事ができるという点が挙げられます。特に抹茶にはビタミン(ビタミンCなど)、ミネラル(カリウムなど)、食物繊維などがいずれも豊富に含まれているとされていて、全体的な栄養価が高い(そうは言ってもこれだけでは不足するが)と言われています。

また抹茶は旨味の元になるテアニンと、苦味の元になるカフェインが共に豊富に含まれており、旨味、苦味、香りが非常に強くなっています。その内、カフェインの量は「玉露」と同等で、非常に多く含まれていると言われています。その含有量は他の様々な食品と比べてもトップクラスの量です。当然コーヒーよりも多い上、粉末状により覚醒作用や興奮作用も効率良く発揮されるため、過剰摂取のリスクがあります。一方、通常の緑茶と同じように、渋みの元になるカテキンも多少は含まれていますが、そのように日光を遮断するため、含有量及び渋味は少なくなっています。

尚、抹茶はその強い旨味と苦味によって、他の糖類の甘味を引き出す事ができる事から、現在ではお菓子など様々な加工食品に利用されています。特に抹茶はそのように粉末状のため、そのままの状態で他の飲み物(牛乳、お湯、コーヒー、ココア、アルコール他)に混ぜたり、食べ物(チョコレート、アイスクリーム、ヨーグルト他)にかける事ができ、誰でも手軽に食べる事ができます。食べたり飲んだりする際に手間がかからないという点は、他のお茶類にはないメリットと言えるでしょう。

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