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ルイボスティーの効果と摂取方法まとめ

ルイボスティーは、マメ科マメ亜科Aspalathus属の植物であるルイボスの葉を利用したお茶類の一種です。ルイボスは南アフリカ原産とされており、ケープタウン北部に位置するCederberg山脈の一帯に自生していますが、世界的に見てもその場所にしか自生していないと言われています。これは現地が寒暖差が30度以上存在する非常に厳しい環境だからで、ルイボスはその環境を好むため、それ以外の場所では上手く育たないそうです。特にルイボスの葉は先住民族の間で古くから利用されており、ヨーロッパ人の入植をきっかけに他の大陸へも広まっていったと言われています。

ルイボスティーでは乾燥させた葉を利用します。煮出した液体は紅茶のように赤く、仄かな甘みがあり、現地人の間ではそのままでも飲まれている他、牛・ヤギのミルクや砂糖などを混ぜて飲む事もあるようです。また蒸留酒などに混ぜてリキュールとして楽しまれる事もあるそうです。ヨーロッパなどではレッドブッシュティーとして知られている他、現在日本でも商品化されたものがあります。

ルイボスの葉にはケルセチンやイソフラボンなどのフラボノイド類が豊富に含まれているという情報があり、特に活性酸素を発生させる酵素(キサンチンオキシダーゼ)の働きを緩やかにする作用があるという事が言われています。またこの酵素プリン体を尿酸へ変換する役割があるため、尿酸の代謝をスムーズにする作用があると言われています。この他、マメ科である事からビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれていると思われます。大豆には劣るでしょうが、大豆以外のマメ科がそうである事から、おそらく栄養価は高いものと思われます。

尚、現時点では危険な副作用は確認されておらず、比較的安全だと思われますが、ルイボスの葉に含まれているフラボノイド類のビテキシンには、ヨウ素の吸収を阻害する作用があると言われており、ルイボスティーを多飲する事でヨウ素が不足する可能性があるようです。日本人の場合、海藻類、魚、甲殻類など海産物を食べる習慣があるため、通常は心配不要ですが、食習慣によっては不足する可能性はゼロではありません。念の為注意しておきましょう。

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