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ユーグレナの効果と摂取方法まとめ

ユーグレナとは?

ユーグレナクロレラなどと同じく細胞核がある細胞を持つ真核生物、かつ単一の細胞でできている単細胞生物の一種で、栄養が豊かな淡水に住む「藻」の仲間です。日本人の間では一般的に「ミドリムシ(当然虫ではない)」という名前でよく知られています。

このユーグレナも「植物」の一種なので、他の植物と同様、光合成をする事ができます。ただしユーグレナは他の一般的な植物とは大きく異なっている部分があります。それが「鞭毛運動」です。ユーグレナは毛のようなものを動かし、自らでゆっくり移動する事ができ、植物としての性質と、そのような動物としての性質を両方合わせ持った生物です。

ちなみに「ミドリムシ」とついていますが、中にはオレンジ色や赤色をしたミドリムシもいるようです。これは特定の色の光を吸収する色素成分の種類による違いで、例えば緑色の光を吸収しない場合には緑色に見え、赤色の光を吸収しない場合は赤色に見えます。

 

ユーグレナに含まれている栄養素

ユーグレナは全体として栄養価が高く、蛋白質、カロテノイド(β-カロテン、ルテイン、ゼアキサンチン等)、ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンK、鉄、亜鉛マグネシウムカリウム、食物繊維などの栄養素が、いずれも豊富に含まれていると言われています。

これらの中で特徴的なのは、ユーグレナには必須脂肪酸である「ω-3脂肪酸(αリノレン酸EPADHA)」が含まれているという点です。精製・濃縮されたエゴマ油やアマニ油などと比べれば、その含有量は負けますが、この点はクロレラスピルリナとは大きく異なっています。

またユーグレナにはパラミロンと呼ばれる成分が含まれています。このパラミロンはβ-グルカンと呼ばれる多糖体の一種(食物繊維の一種であり、消化酵素では分解・代謝されない)で、これには様々な健康効果があると謳われています。

 

ユーグレナの欠点と、サプリを利用する価値

ユーグレナの欠点を上げるとすれば、まずビタミンCです。ユーグレナではビタミンCの含まれる量が少なく、これだけでは不足してしまいます。緑黄色野菜や果物を一緒に食べる必要があるでしょう。またカルシウムもそうです。全く含まれていない訳ではないのですが、元々の必要量が多いため、ユーグレナだけでは不足します。小魚類や乳製品を一緒に食べましょう。更にビタミンDも少ないです。魚類やキノコ類も食べましょう。

その他、ユーグレナにはクロロフィルが豊富に含まれています。このクロロフィルにも様々な健康効果があると謳われていますが、過剰摂取及び摂取の継続により、目や皮膚などが光に対して過敏になってしまう事があるようです。このため「副作用が出る前に、期待した栄養価が得られるかどうか」という点が、ユーグレナの利用価値を決める重要なポイントになっています。

尚、こうして全体の栄養価を見てみると、他の「スーパーフード」と呼ばれるような食品と比べれば、欠点は少ないように思います。もしサプリメントとして利用する場合、粉末g当たり及び1粒当たりに含まれているユーグレナの含有量が、できるだけ多いものを選ぶようにしましょう。ただし繰り返しになりますが、ユーグレナには少なからず欠点もあり、完璧ではありません。これを利用するだけで満足しないように注意しましょう。

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