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ミネラルに関する基礎知識まとめ

ミネラルとは?

炭素を含む化合物の事を「有機物」や「有機化合物」と言い、炭素以外の元素からなる化合物(有機物及び有機化合物以外の化合物)の事を「無機物」や「無機化合物」と言います。特にそんな無機物の中でも、「有機物に含まれる4つの元素(炭素・水素・窒素・酸素)以外の元素」の内、生命活動を維持する上で必須となる元素の事を「無機質」と言います。別名「灰分(かいぶん)」、英語では「ミネラル」と呼ばれています。

数あるミネラルの内、人体で必須とされているミネラルは、「カルシウム」「リン」カリウム」「マグネシウム」「ナトリウム」「鉄」「亜鉛」「銅」「マンガン」「クロム」「ヨウ素」「セレン」「モリブデン」「塩素」「硫黄」「コバルト」の16種類です。これらが生命活動を維持する上で必須です。

一方、日本においては、厚生労働省がその内の「13の元素が必須」と定めています。具体的には「カルシウム」「リン」カリウム」「マグネシウム」「ナトリウム」「鉄」「亜鉛」「銅」「マンガン」「クロム」「ヨウ素」「セレン」「モリブデン」の 13種類です。これは健康増進法に基づき、食事摂取基準の対象となっています。つまりこれらのミネラルを摂取しなければ、健康を維持する事ができないとされています。

ちなみに、何故3種類のミネラルが除かれているのかというと、塩素は塩化ナトリウムの構成要素として、硫黄は必須アミノ酸メチオニンアミノ酸システインなどの構成要素として、コバルトはビタミンB12の構成要素として使われているからです。人体にとっては確かに必須ですが、意識的に摂取する必要はありません。

 

主要ミネラルと微量ミネラル

13種類のミネラルは大きく2つの種類に分ける事ができます。それが「主要ミネラル」と「微量ミネラル」です。主要ミネラルとは単純に「必要量の多いミネラル」の事です。具体的に言えば、「カルシウム」「リン」カリウム」「マグネシウム」「ナトリウム」の5種類であり、これらは不足しないよう、毎日意識的に摂取しなければなりません。例えばカルシウムは骨に必要であり、必要量が多いです。万が一にでも不足すれば、健康への悪影響は非常に大きいと言えるでしょう。

一方、微量ミネラルは「鉄」「亜鉛」「銅」「マンガン」「クロム」「ヨウ素」「セレン」「モリブデン」の 8種類です。これらは主要ミネラルと比べれば必要量は少ないものの、生命活動を維持する上で重要な役割を持っています。例えば鉄がなければ酸素を運べませんよね。よってこれらは「自分にとって必要な量」を見極め、適切に摂取するという事が重要になります。

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