独眼流サプリメント大全

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マリアアザミの効果と摂取方法まとめ

マリアアザミはキク科オオアザミ属の植物であるオオアザミの別称で、葉に白い斑模様がある事から、別名ミルクシスルとも呼ばれています。この他、サプリメントではマリアアザミから抽出された有効成分の「シリマリン(シリビニンまたはシリビン)」という名前でも呼ばれています。原産は地中海沿岸とされており、ヨーロッパでは2千年以上前から利用されてきたと言われています。ちなみに日本にも帰化植物として自生しているようです。

特にマリアアザミの種子に含まれるシリマリン(4種類のフラボノリグナン)には、胃腸や肝臓の機能を保護・維持する作用があるという事が言われています。この事から、ウコンなどと同じように「肝臓に良い(当然肝臓の病気を治すような効果ではない)」などと謳われる事が多いです。この他、シリマリンには抗酸化作用があるとされており、活性酸素の増殖を抑えたり、脂肪の酸化を抑えてくれる作用もあると思われます。

一方、シリマリン自体は水に溶けにくく、そのままの形では吸収率が悪いと言われています。そのためサプリメントなどを利用する場合、マリアアザミのエキス、あるいはシリマリンをそのまま含有したものではなく、吸収しやすくなっているとされる「シリピド(シリフォス)」と書かれたものを選ぶと良いかもしれません。

摂取量としては1回150mg程度、それを1~3回に分けて摂取する良いと思われます。使用する場面は特にありません。前述のように俗に「肝臓に良い」とされている事から、人によっては暴飲暴食後に摂取しようとする人もいるかも知れませんが、物理的な臓器のダメージをなかった事にする事はできません。これはウコンでも同じ事が言えると思います。常用は避け、これに頼るような食習慣を根本的に見直すべきです。

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