独眼流サプリメント大全

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ボロンの効果と摂取方法まとめ

ボロンとは「ホウ素」の事です。ホウ素は自然界では植物の細胞壁の構成に必須な栄養素の一つであり、一般的に存在する物質です。特にこのボロンで謳われているのが「カルシウムの排出を緩やかにする作用」「女性ホルモンを活性化させる作用」「ビタミンDを活性化させる作用」などです。これらの作用から俗には「バストアップに効果がある」などと言われる事もありますが、残念ながら、後述のように食品から摂取するのはとても現実的ではありません。

ボロンを含む食品としてはキャベツなど野菜類全般、リンゴ・ナシ・ブドウ・モモなど果実類全般、ヒジキ・コンブなど海藻類全般、アーモンド・ピーナッツなどナッツ類全般が挙げられ、その他ハチミツや寒天などにも含まれていると言われています。ただしそれぞれに含まれている量は極微量であり、例えばボロンを含む事で知られている「キャベツ」の場合でも、1日1玉以上食べなければならないとも言われるほどです。このため食品から摂取するのはとても現実的ではありません。またボロンは「熱に弱い」という特徴があるため、加熱調理をせずに生で毎日食べ続けなければなりません。更に一つの食べ物をそれだけ大量に食べれば、その他の栄養素が疎かになり、全体的な栄養バランスに偏りが生まれる可能性もあります。何より精神的にもストレスが大きいはずです。

そのためもし摂取したい場合、サプリメントを利用する必要があります。そのようにボロンは多くの食品に含まれているので、おそらく危険な副作用はないと思われますが、一説によれば1日500mg以上のボロンを継続的に摂取すると、消化器系に何らかの悪影響が出るという事が言われています。サプリメントの場合、「3mgを含有」しているものが多いので、それを夕食時などに1回、あるいはそれを毎食時に分けて摂取すると良いと思われます。

ちなみに「バストアップ」についての効果ですが、確かに女性ホルモンの分泌量が増えれば、バストアップに繋がる可能性はあると思います。しかし胸は「脂肪」であるので、そもそも材料となる脂肪がなければ、ボロンだけを摂取しても意味はありませんし、例え適切に脂肪を摂取していても、脂肪の代謝が正常に行われていなければ、胸以外の場所に脂肪が蓄積するだけです。

また思春期以降の胸の大きさは、実は全身の脂肪の量に合わせて増減するだけという事も言われており、一定期間だけボロンを摂取したとしても、摂取しないよりもマシ程度の効果しか得られないと思われます。それよりも重要な事は「心身の健康を維持する上で必要な脂肪の量、及びエネルギー状態を維持しつつ、いかに太っていないように見せるか」という事だと思います。それには食事を管理しながら、規則正しい生活をし、筋肉を鍛えて細い部分と太い部分を強調し合い、また筋肉で皮膚を押し上げ、それによって皮膚にハリを持たせる・・・などという事が重要になります。「痩せて胸だけ残す」などという都合の良い事はできません。

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