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ボスウェリアの効果と摂取方法まとめ

ボスウェリアとは、カンラン科ボスウェリア属の植物「Boswellia serrata(ボスウェリア・セラータ)」の事です。原産はインドの他パキスタンなどの南アジアとされており、インドの伝承医学アーユルヴェーダでは古くからハーブ・生薬として利用されてきたと言われています。ちなみにボスウェリアの他には乳香、フランキンセンス、オリバナムなどの別名もあります。

このボスウェリアには「ボスウェリア酸」と呼ばれる成分が含まれているとされており、これにはアレルギーや炎症反応に関わる「ロイコトリエンの合成に関与する酵素」の働きを調節してくれる作用があると言われています。ロイコトリエン自体は人体にとって必須の物質である上、ロイコトリエンそのものを減らす訳ではありません。そのためボスウェリアには、当然現時点で起こっている症状や病気を治すような強い効果はありませんが、俗には「免疫を維持する」という事が謳われているようです。その他、ボスウェリアに含まれるとされるベルベリンには、抗菌や血の巡りを良くするなどの作用があると言われています。

摂取量の目安は特にありませんが、サプリメントとして利用する場合、書かれている用法用量を守れば特に問題はありません。摂取するタイミングは特にありませんが食後で良いでしょう。ただし稀に月経へ影響を及ぼすという報告もあるので、妊娠前や妊娠中は禁忌とされています。またこれも稀ですが、胃酸を過剰に分泌させ、胃腸へ不要な負担をかけてしまう事もあるそうです。過剰摂取には十分に注意しましょう。何より病気を治すようなものではないため、過信は禁物です。

尚、ロイコトリエンの元になるリノール酸・γ-リノレン酸・アラキドン酸(いずれもω-6脂肪酸で必須脂肪酸)に対しては、α-リノレン酸EPADHA(いずれもω-3脂肪酸で必須脂肪酸)が抑制的に働くと言われています。ボスウェリアを利用するのが心配な場合、そちらを意識的に摂取すると良いでしょう。ω-3脂肪酸はアマニ油・エゴマ油(α-リノレン酸)、あるいは青魚(EPADHA)から摂取できます。

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