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ブラジルナッツの栄養価・効果・食べ方まとめ

この記事ではブラジルナッツに含まれている栄養素、それぞれの栄養素の役割、その食べ方・オススメの商品などについて簡単にまとめています。

ブラジルナッツの概要

ブラジルナッツはツツジ目サガリバナ科ブラジルナッツ属の植物(ブラジルナットノキ)及びその種実の事です。原産はその名の通りブラジルやベネズエラなどの南米が中心で、先住民族により数千年前から利用されてきたと考えられています。特にブラジルナッツの種実はナッツ類の中ではかなり大きく、直径10~15cmほどの大きな殻の中に、10~20個(2~3cm)ほど入っている小さな種子を食用にしています。

ちなみにブラジルナッツは現地以外での栽培は非常に難しく、受粉に関わる現地の蜂が、現地の植物(蘭類)によってのみ育ち、また種子を移動させるには、現地の動物(大型のネズミ類)が埋める、もしくは排泄する事が必要と言われています。

 

ブラジルナッツの栄養価

ブラジルナッツには蛋白質、脂肪、ビタミンB1(糖の代謝補助)、ビタミンE(抗酸化・毛細血管拡張)、カリウム(水分代謝・神経伝達)、カルシウム(骨の形成・神経伝達)、マグネシウム代謝補助・神経伝達)、亜鉛(成長ホルモン分泌・蛋白質合成)、鉄(酸素運搬)、食物繊維などの栄養素が、いずれも豊富に含まれていると言われています。

これらの中ではカルシウムとマグネシウムが大きく秀でています。これを他の「多く含む」とされているナッツ類と比べてみると、例えばカルシウムはアーモンドと同等程度(ゴマの1/6程度)、マグネシウムはゴマと同等程度(アーモンドの4/3程度)の量があります。特にゴマはナッツ類の中でもトップクラスにマグネシウムが豊富なため、ブラジルナッツはそのゴマにも引けを取らないほどマグネシウムが豊富なのです。

尚、ブラジルナッツはそのように脂肪も豊富で、特に飽和脂肪酸、一価の不飽和脂肪酸オレイン酸)、多価の不飽和脂肪酸リノール酸)が、ほぼ均等(飽和<一価不飽和<多価不飽和の順に少しずつ多い)に含まれています。大抵のナッツ類は飽和脂肪酸の量が少なく、一価の不飽和脂肪酸や多価不飽和脂肪酸の比率が高いのですが、ブラジルナッツではこのように他のナッツ類と比べ、飽和脂肪酸の量が多くなっています。この点がブラジルナッツの大きな特徴と言えると思います。

 

ブラジルナッツの食べ方など

ブラジルナッツには100g当たり70gもの脂肪が含まれています。またエネルギーも100g当たり670kcal前後あります。これを考えると、ブラジルナッツを食べる量は、多くて1日25g程度が目安になります。その程度の量で20g前後の脂肪と、220kcal前後のエネルギーが得られます。そしてブラジルナッツは1粒当たり2~3g程度の重さがあるので、1日10粒程度が目安になるでしょう。前述のように他のナッツ類よりも飽和脂肪酸の量が多いため、その点には注意が必要かもしれません。

 

ブラジルナッツに関するオススメの商品

ここではブラジルナッツに関する商品を紹介しています。

 

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