独眼流サプリメント大全

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ピクノジェノールの効果と摂取方法まとめ

ピクノジェノールとは、地中海沿岸が原産とされる松の一種(マツ科マツ属のPinus pinaster。日本ではフランスカイガンショウ、カイガンマツ、オニマツなどとも呼ばれている)の樹皮から抽出されたエキスの事を言います。

よく勘違いされるのですが、ピクノジェノールは特定の栄養素を意味する名前ではなく、海外の会社が商標登録した名前です。また「フラバンジェノール」という名前もありますが、こちらは日本の会社が商標登録した名前で、同じく特定の栄養素の名前を意味している訳ではありません。また内容についても基本的にはフラバンジェノールとピクノジェノールは同じと思われます。

このピクノジェノールには、アントシアニジン(糖と結合する事でアントシアニンとなる)、タンニン、カテキン、フラボノイド類などが含まれているとされています。いずれの成分にも抗酸化作用があるため、ピクノジェノールでは特に「抗酸化作用」が謳われています。すなわち活性酸素の異常な増殖を抑えたり、脂肪の酸化を抑えるなどして、細胞の健康を維持する作用です。

またこれは原理は不明ですが、ピクノジェノールでは皮膚の水分量を保持してくれる作用や、メラニン色素の合成に関与する酵素の働きを抑える作用などがあるとも言われています。これにより美容にも効果があるようです。この他、これも原理は不明ですが、痛みを和らげる作用もあるとされ、一説によればPMS(Pre-Menstrual Symdrome:生理前の女性が体験する、身体的あるいは精神的な症状の事)を緩和する作用があるとも言われています。当然、病気や症状が治るような強い効果ではありません。そのため過信は禁物でしょうが、現時点では危険な副作用は確認されておらず、少なくとも悪いものではないようです。

サプリメントとして利用する場合、摂取量としては1日100~200mg程度と思われます。一方、これは商品により大きく異なります。特にピクノジェノールとしてサプリメント化するためには、十分に濃縮しなければならないと言われています。そのため商品によっては嵩増しするために他の栄養素を添加する事で、ピクノジェノール本来の含有量を誤魔化している場合があるのです。利用する場合はできるだけ質の高いものを選びましょう(日本製がダメという訳ではないが、海外製の方が含有量は勝る。もちろん含有量が多ければ多いほど良いという訳ではない)。

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