独眼流サプリメント大全

各種サプリメント・栄養素に関する情報を管理人独自の視点でまとめています。

ヒマワリの種の栄養価・効果・食べ方まとめ

この記事ではヒマワリの種に含まれている栄養素、それぞれの栄養素の役割、効率の良い食べ方・オススメの商品などについてまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

 

★目次

記事内の章を一覧にしています。クリックする事で直接その場所に飛ぶ事ができます。また戻りたい場合、各章の下にある「目次まで戻る」をクリックする事で、再びこの場所まで戻ってくる事ができます。

 

●ヒマワリの種とは?

ヒマワリの種はキク科ヒマワリ属の植物である「ヒマワリ」の種実の事です。ヒマワリの原産は北アメリカ大陸西部とされており、紀元前から先住民族により栽培・食用にされてきたと言われています。特に16世紀頃にスペイン、続く17世紀頃にフランスやロシアへと伝わり、日本へもこの頃に伝わったと考えられています。

 

●ヒマワリの種に含まれている栄養素・その役割

ヒマワリの種には蛋白質、脂肪、ビタミンB1(糖の代謝補助)、ナイアシン(エネルギー産生・代謝補助)、ビタミンB6(蛋白質合成)、葉酸核酸合成等)、ビタミンE(抗酸化・毛細血管拡張)、カリウム(ナトリウム・水分排出)、マグネシウム(骨の形成・代謝補助)、鉄分(酸素運搬)、亜鉛(成長ホルモン分泌・蛋白質合成)、マンガン(骨の形成・代謝補助)、食物繊維などの栄養素が、いずれも豊富に含まれています。

これらの中ではビタミンB1・ビタミンB6・ビタミンE・亜鉛マグネシウム・鉄がいずれも秀でています。他のナッツ類と比べてみると、ビタミンB1はピーナッツの2倍程度、ビタミンEはピーナッツと同程度(ただしアーモンドの1/3程度)、亜鉛はゴマと同程度(アーモンドの1.5倍)、マグネシウムはゴマと同程度(ピーナッツの2倍)・・・といった感じで、全体の栄養価が非常に高い事がよく分かります(100g当たり)。またヒマワリの種はビタミンB6と葉酸が共に豊富であり、これもナッツ類の中では珍しいと言えます。

尚、そのようにヒマワリは脂肪が豊富に含まれているのですが、脂肪酸の比率は品種によって大きく異なる場合があります。大抵の品種は必須脂肪酸である「リノール酸」が豊富に含まれていますが、中には一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸の比率を高めた品種が存在します。両者とも不飽和脂肪酸なので、飽和脂肪酸と比べると体の中で悪さをしにくいと思われますが、リノール酸は必須脂肪酸でありながら摂取機会に恵まれており、現代人は過剰摂取しやすいと言われています。よって食べるならオレイン酸が豊富なヒマワリの種が良いと思われます。

 

●ヒマワリの種の欠点について考える

ヒマワリの種の欠点を挙げるとすれば、まずカルシウムの量が少ないという事です。特にカルシウムは元々の必要量が多い上に、ヒマワリの種には過剰摂取によってカルシウムの吸収を阻害するリンが豊富に含まれています。よってヒマワリの種を食べる場合、カルシウム及びカルシウムの吸収を促すビタミンDやビタミンKを意識的に摂取する必要があるでしょう。

またビタミンでは、ビタミンB群の中でもビタミンB12の量は非常に少なく、更にビタミンA、ビタミンC、ビタミンDに関しては殆ど含まれていないと思われます。それらに関しても別途補給する必要があります。

その他、前述したようにヒマワリの種は脂肪が豊富です。そのためカロリーが高くなっており、過剰摂取した場合、新たな脂肪の蓄積に繋がる可能性があります。またリノール酸が豊富な場合、過剰摂取によって免疫が不安定になる事があるようです。更にリノール酸は酸化されやすく、過酸化脂質になる事があります(オレイン酸も酸化しない訳ではない・・・)。ヒマワリの種を食べる前に、まずは運動習慣を改善し、脂肪の代謝を整えましょう。その上で、抗酸化作用を持つ各種栄養素も一緒に摂取するようにすると良いでしょう。

 

●ヒマワリの種に関するオススメの商品・食べ方等

ヒマワリの種に含まれている脂肪の量を考えると、食べる量の目安としては1日多くて40g程度と思われます。そのぐらいの量で、脂肪が20g程度、エネルギーが250kcal程度得られます。低糖質であり、ミネラルも豊富なため、糖質制限中には重要な栄養源になります。

またビタミンやミネラルの栄養価を考える場合、他のナッツ類の中で相性が良いのは、ビタミンB群やカルシウムを豊富に含むアーモンドとゴマです。ただしいずれも高脂肪であり、カロリーが高いです。それぞれの量は基礎代謝や運動量に合わせて上手く調整する必要があるでしょう。更にナッツ類だけではビタミンA、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンDなどが足りません。よってヒマワリの種を食べる場合、緑黄色野菜や果物、あるいは肉や魚なども一緒に食べる必要があるでしょう。

尚、ヒマワリの種と言えば、白と黒の縞々模様のイメージですが、あれをそのまま食べるのではなく、一番上にある画像のように中身を取り出してから食べます。生のものを利用する場合、フライパンまたはオーブンで焼き、その後に皮を剥いてから食べる事になります。

一方、例えば海外のプロ野球選手なんかだと、ヒマワリの種を口の中に入れては、外側の殻だけをペッペと吐き出していますが、そのように慣れてくると口の中で皮を取る事ができるようになります。それができない人、あるいは吐き出す事に抵抗がある人の場合、1つ1つを手で剥くか、あらかじめ剥いてある商品を選ぶと良いでしょう。

 

素焼き ひまわりの種 1kg

 

★オススメの商品一覧★

※ランダムに表示されています。