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ヒスチジンの効果と摂取方法まとめ

ヒスチジンアミノ酸の一種です。特に蛋白質の材料として必要不可欠な「必須アミノ酸」の一種であり、人体にとってなくてはならない栄養素の一つです。

特にこのヒスチジンにおいて重要なのが「ヒスタミン」の材料になる事です。ヒスタミンはアレルギー・炎症反応に関わる重要な物質となっており、免疫を維持・制御する役割があると言われています。ただし何らかの原因でヒスチジンが過剰になると、このヒスタミンが増え過ぎ、アレルギー・炎症反応が強く出るようになる事もあります。またヒスタミンは脳内にも存在しており、覚醒作用をもたらしたり、満腹中枢を刺激する事で、食欲をコントロールする役割があると言われています。

この他、ヒスチジンは筋肉にも存在し、特に乳酸の分解に関わるカルノシンの材料となったり、またヘモグロビンや白血球などの合成にも関与していると言われています。更に糖が不足した際、ヒスチジンは糖の代わりとしてエネルギーとして使われる事もあります。このようなアミノ酸の事を「糖原性アミノ酸」と言います。

尚、食品では特に魚類全般(カツオなど)や大豆製品(豆腐、キナコなど)に多く含まれているとされ、肉類、乳製品(チーズなど)、卵などにも多く含まれています。またその他ではナッツ類、穀類にも含まれています。このようにヒスチジンは多くの食品に含まれているため、基本的に不足する心配はありません。

ちなみに不衛生な食品の場合、食品に含まれている細菌の働きによってヒスチジンヒスタミンへと変換され、これが食中毒の原因になる事があります。

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