トレハロースの効果と摂取方法まとめ
トレハロースはグルコース(ブドウ糖)が2つ結合している「二糖類」の一種です。グルコースが2つ結合と聞くと「マルトース(麦芽糖)」もありますが、マルトースとトレハロースでは、グルコース同士の結合している場所が異なっています。食品ではキノコ類や甲殻類などに含まれていると言われていますが、デンプンから人工的に作られます。
このトレハロースは消化酵素によって分解されてグルコースになります。そのため糖として吸収する事ができ、血糖値を上昇させ、エネルギーとして利用されます。一方、グルコース単体やマルトースと比べれば、血糖値の上昇は緩やかで、急激には上昇させません。
尚、甘味はスクロース(ショ糖の事。砂糖の主成分)の4割程度です。一方、トレハロースは安定していて、色の変化が起こりにくい上、食材の品質や風味を維持する作用があると言われており、調味料としてよく利用されます。