独眼流サプリメント大全

各種サプリメント・栄養素に関する情報を管理人独自の視点でまとめています。

チャーガに含まれている栄養素と効果まとめ

チャーガとは

チャーガとは、タバコウロコタケ目タバコウロコタケ科サビアナタケ属のキノコの事です。日本では「カバノアナタケ」とも呼ばれています。

原産はロシアなど特に北半球の寒冷地域で、寒さに強く、日本では北海道などで見る事ができます。特にカバノアナタケ白樺などの木に寄生し、その樹液(キシリトールの材料に成る)を利用して10年以上かけて大きくなります。大きなものでは30cm以上に達する事もあるなど、比較的大きなキノコです。

また見た目は岩や炭のように黒く、ゴツゴツしていますが、この黒い色の元は大量に含まれるメラニンだと考えられています。これによって紫外線から身を守っているのです。ちなみにチャーガは白樺を枯れさせてしまう事と、その見た目から「白樺の癌」と呼ばれる事もあるようです。しかしガンって・・・いくら何でも不名誉ですよね。

 

チャーガに含まれている栄養素

チャーガに含まれている栄養素に関する情報は不足していますが、一般的なキノコ類ではビタミンB群、ビタミンDカリウム、食物繊維などが含まれている事から、少なくともチャーガにはそれらが含まれていると思われます。それ以外では糖質、脂質、蛋白質、ビタミン・ミネラルをバランス良く含んでいるという情報があります。つまり必須栄養素では、どうやら突出している部分はないようです。

一方、チャーガはそのように白樺の樹液を利用して育つので、おそらく白樺の樹液に含まれる成分を含んでいると思われます。特にチャーガではリグナンなどのポリフェノール類や食物繊維の一種であるβ-グルカンを含むという情報があります。またチャーガではベツリン酸という成分や、SODのような働きを持つ酵素(SODとは酵素の一種であるスーパーオキシドディスムターゼの事。抗酸化作用を持つ)が含まれているという情報もあり、おそらくこれらの成分が、チャーガで謳われている様々な健康効果の理由になっていると思われます。

 

チャーガの利用価値

チャーガの摂取方法としては、粉末タイプの場合、スプーン2~3杯程度を水やお湯、あるいはそれ以外の飲み物に溶かして利用すると良いでしょう。またパックの場合、低温で10分ほどかけてゆっくりと煮出し、それをお茶として飲むのが一般的です。そのように基本的には飲み物として利用する事になるでしょう。パックの中身を開けてミキサーで細かく粉砕すれば、より成分の吸収率を高める事ができると思われますが、そのような食べ方が良いのかは分かりません。

尚、栄養価で考えてみると、前述のように全体的な必須栄養素の含有量はおそらく不足しています。このためチャーガだけでは栄養不足になる可能性が高く、別途補給が必要です。チャーガを利用するだけで健康になれるなどと安易に考えるべきではありません。

★オススメの商品一覧★

※ランダムに表示されています。