シザンドラの効果と摂取方法まとめ

シザンドラとは、マツブサ科マツブサ属の植物Schisandra chinensisの事です。特に果実の事を「五味子（ゴミシ）」と呼んでいます。尚、サプリメントでは「シザンドラ」と呼ばれる事が多い他、原産が朝鮮半島及び中国とされているため、ｍその原産地から「チョウセンゴミシ」とも呼ばれています。日本でも本州北部から北海道には自生しているようです。ちなみに「五味子」という名前の通り、果実には酸味、塩味、甘味、辛味、苦味という多様な味があるのが特徴的で、お茶（五味子茶：オミジャ茶）として利用される事もあります。

そんなシザンドラに含まれるとされる成分は、植物ステロールに分類されるリグナン（シザンドリンやゴミシン等数種類）、シトラール、カミグリン、有機酸（クエン酸やリンゴ酸等）、ビタミンC、ビタミンEなどが挙げられます。特にこのシザンドラで謳われているのは「滋養・精力の維持」「気持ちを和らげる」「血の巡りを良くする」などです。

危険な副作用に関しては、現時点では判明していませんが、仮に性ホルモンへの関与が正しいとすれば、過剰摂取によって逆にホルモンバランスを崩す可能性はあるため、その点は注意が必要と思われます。特に妊娠前、妊娠中、授乳中、思春期中などは避けた方が良いでしょう。

サプリメントとして使用する場合、摂取するタイミングは特にありません。食後で良いでしょう。また摂取量の目安も特にないので、用法用量を守れば問題は少ないはずです。ちなみにサプリメント以外では、前述のように五味子茶（オミジャ茶）があるので、それを食事時に1～2杯利用するのも良いかもしれません。