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ギムネマの効果と摂取方法まとめ

ギムネマとは、キョウチクトウ科ギムネマ属の植物であるGymnema sylvestre(ギムネマ・シルベスタ)の事で、日本ではホウライアオカズラと呼ばれています。原産はインドやスリランカなどの熱帯地域とされており、その葉は2千年以上も前から利用されてきたと言われています。

ギムネマの葉に含まれているとされる成分はギムネマ酸やサポニン類などです。この内ギムネマ酸が口の中に入ると、味覚に作用し、糖類による甘味を物理的に弱める作用があると言われています。カプセル状のサプリメントではその効果は得られませんが、ギムネマの葉を噛んでから甘い物を食べると、甘味が弱くなるため、甘い物が苦手な人でも甘い物を食べる事ができるようになります。

またギムネマ酸は、血糖値の低下やストレスがきっかけとなって分泌されるホルモン(グルカゴンやコルチゾールなど)の働きに影響を与え、肝臓内で行われる「糖新生」を緩やかにする作用があると言われています。「糖新生」とは脂肪や蛋白質などを分解し、糖の代わりにエネルギーに利用する仕組みの事です。これが過度に起こると、血糖値が不安定になったり、蛋白質すなわち筋肉が分解され、基礎代謝が低下してしまう事があります。ギムネマ酸にはそれを調節する働きがあると思われます。その他、これは強い効果ではありませんが、ギムネマ酸は小腸における糖の吸収を緩やかにし、やはり血糖値の上昇を緩やかにする作用がある他、細胞内への糖の取り込みを促すなどの作用があるとも言われています。

摂取量としては用法用量を守って1日2~3回に分けて摂取、摂取するタイミングとしては食前や食後などが良いと思われます。危険な副作用については現時点では判明していませんが、稀に血糖値が下がり過ぎてしまう事があるようです。過剰摂取には念のためにも注意しましょう。

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