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カワラケツメイの効果と摂取方法まとめ

カワラケツメイは、マメ科ジャケツイバラ亜科カワラケツメイ属の植物であるChamaecrista nomameの事です。別名ノマメやネムと呼ばれる事がある他、特に葉、茎、果実をお茶として利用する事が多いため、ネム茶、豆茶(マメチャ)、浜茶(ハマチャ)、キツネチャ、コウボウチャなどとも呼ばれています。

原産は北アメリカとされています。また中国東北部朝鮮半島にも分布している他、日本でも四国や九州に自生しています。しかし湿った草原や河原などに育ち、日当たりが良く、綺麗な水を好むため、近年数が減少しています。その影響で、カワラケツメイを食草にしているツマグロキチョウという蝶が絶滅危惧種にも指定されているそうです。

そんなカワラケツメイに含まれているとされる成分は、アントラキノン誘導体、フラボノイド類、タンニンなどで、その他にミネラル、脂質、β-シトステロールなどを含むという情報があります。

特にカワラケツメイで謳われているのは「整腸」と「余分な水分を排出する」で、おそらくこれはアントラキノンによるものだと思われます。またアントラキノンにはリパーゼ(脂肪を分解する消化酵素)の働きを調節し、脂肪の吸収を緩やかにしてくれる作用もあると言われています。この他、フラボノイド類には一般的に抗酸化作用があるため、活性酸素の異常な増殖や脂肪の酸化を抑えてくれると思われます。

カワラケツメイには、おそらく危険な副作用は殆どなく、適切に利用していれば特に問題はないと思われます。ただし人によっては過剰摂取によって稀にお腹が緩くなったり、尿の量が増えて脱水症状を引き起こしたり、あるいは血圧が下がり過ぎてしまうなどの事が報告されているようです。前述のようにお茶として利用される事が多いのですが、気温の高い時期や激しい運動を行って大量発汗した後の水分補給には適さないと思われます。ちなみにお茶として利用する場合、毎食時に分け、コップ1~2杯程度を飲めば安全でしょう。

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