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オレイン酸の効果と摂取方法まとめ

オレイン酸は一価の不飽和脂肪酸(ω-9脂肪酸)の一種です。不飽和脂肪酸の中には必須脂肪酸である「ω-3脂肪酸(α-リノレン酸DHAEPA)」と「ω-6脂肪酸リノール酸・γ-リノレン酸・アラキドン酸)」も含まれていますが、このオレイン酸は必須脂肪酸ではありません。

一方、オレイン酸は他の不飽和脂肪酸と比べると酸化に強く、熱を加えても劣化しにくいため、加熱調理に利用する事ができるという大きなメリットがあります。もちろん飽和脂肪酸と比べれば安定性は劣りますが、飽和脂肪酸は過剰摂取によって生活習慣病の原因になると言われています。そのため脂肪を摂取する場合、オレイン酸を摂取した方が健康を維持する事ができると思われます。

ただしオレイン酸も「脂肪酸」である事には代わりありません。脂肪はエネルギーが大きく、自分の消費量に見合わない量のオレイン酸を摂取すれば、当然新たな脂肪の蓄積に繋がってしまいます。運動量が多い人や筋肉量が多い人に限り、意識的に摂取するようにしましょう。間違っても「オレイン酸を摂取するだけで痩せる」とか、そういう事は考えるべきではありません。むしろ運動習慣のない人では逆効果になる事もあります。

ちなみにオレイン酸を豊富に含む食品としては、オリーブオイル(特にエクストラヴァージン)、紅花油(別名サフラワー油)、ひまわり油(商品によるので注意)などが挙げられます。質の良いものならばオレイン酸の割合は7割を超えます。油を使った加熱調理をする場合、これらを利用すると良いでしょう。特に油は脂溶性ビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK)の含まれている食品を食べる時、その吸収率を高める事ができます。

またオレイン酸はナッツ類や大豆製品にも多く含まれています。特にナッツ類と大豆はビタミンやミネラルも豊富であり、不足しがちな栄養素を補給した上で、エネルギーも確保する事ができます。その他、脂肪が豊富に含まれている動物性の食品や、動物性・植物性関係なく一般的な調味油にも、当然オレイン酸は含まれています。ただし前述した食品以外の場合、大抵は飽和脂肪酸が豊富に含まれている事が多いため、オレイン酸の摂取にはあまり適していません。

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