ウルソル酸の効果と摂取方法まとめ

「ウルソル酸（またはウルソール酸）」は、リンゴの皮に微量ながら含まれているとされる成分です。

特にこのウルソル酸には、細胞に存在するインスリンの受容体や、IGF-1（インスリン様成長因子）の受容体に影響を与え、細胞内への栄養素（糖やアミノ酸）の取り込みを補助してくれる作用があると言われています。またそれに関連し、蛋白質の合成に関与する酵素の働きを補助してくれる作用があると言われています。この事から筋トレの効率化に繋がるなどと言われています。

リンゴの皮はウルソル酸を比較的多く含んでいるとされているため、リンゴを食べる場合、なるべく皮ごと食べるようにしましょう。リンゴ以外ではベリー類にも含まれるようです。ただしウルソル酸自体の吸収率が非常に悪いとされているので、摂取したい場合、サプリメントを利用した方が効率的です。日本ではあまり認知されておらず、日本産のサプリメントはおそらく存在しませんが、海外製であれば購入する事ができます。ただし海外でもかなり珍しい方なので、探すには苦労するかもしれません。

サプリメントとして利用する場合、タイミングは特にありませんが、基本的に運動とセットで考えるべきです。またそのように吸収率が悪いため、摂取量は1日1g以上は必要と思われます。一方、過剰に摂取した際の副作用については現時点では判明していませんが、やはり分かっていない部分が多いです。過信は禁物でしょう。