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アサイーの栄養価・効果・食べ方等まとめ

この記事ではアサイーに含まれている栄養素、それぞれの栄養素の役割、その食べ方・オススメの商品などについて簡単にまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

 

★目次

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アサイーとは?

アサイーとはヤシ目ヤシ科エウテルペ属の植物、及びその果実の事です。見た目はベリーそのものですが、他のベリー類と異なり、実はアサイーは「ヤシの木」の仲間です。原産はブラジル・アマゾンとされており、各地に自生しています。日本においては近年「アサイーは栄養価が高く健康に良い」などとして注目されており、健康食品として需要が高まっています。

ちなみにですが、アサイーはそのようにヤシの木の仲間であり、一般的なアサイーは20mほどの大きな木が多いようです。一方、中には2m程度の低木もあり、こちらは日本でも育てる事ができます。

 

アサイーに含まれている栄養素・その効果

アサイーに含まれている栄養素に関する情報は多くありませんが、私が調べた限りでは、糖質、脂質(不飽和脂肪酸)、ビタミンA、ビタミンB1パントテン酸、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維、鉄分、カルシウム、ポリフェノール類などが含まれていると言われています。

これらの中で「豊富」という事が確かなのは、ポリフェノールの一種であるアントシアニンです。具体的には100g当たり4g前後含まれているとされており、それが本当ならば、ベリー類の中でもトップクラスの含有量を誇っています。ポリフェノールには一般的に抗酸化作用があり、おそらくアサイーで謳われている健康効果の多くは、これが元になっていると思われます。

またアサイーはベリー類の中でも脂肪酸が豊富であり、不飽和脂肪酸の比率が高くなっています。甘味はあまりないため、糖質はそれほど多くないようですが、脂肪酸の関係でベリー類の中では意外とカロリーーがあります。更にアサイーはビタミンEも豊富に含まれており、これにも抗酸化作用があります。その他、アサイーは他のベリー類同様、細胞内外の水分量を調節するカリウムも豊富に含まれています。

 

アサイーの欠点について考える

アサイーに豊富に含まれている事が確かなのは脂肪酸パントテン酸、ビタミンE、カリウムポリフェノール類です。それ以外の栄養素に関しては、他のベリー類と比べて特別多いという訳ではないようです。アサイーでは特に「鉄分が豊富で貧血に良い」とよく言われますが、私が調べた限り、信頼のおけるデータは存在しません。そもそも植物性の鉄分はビタミンCがないと効率良く利用されません。仮にアサイーが本当に鉄分が豊富だとしても、ビタミンCの量はかなり少ないため、別途補給する必要があります。

またこれはアサイーに限った事ではないのですが、ベリー類は全体として欠けている栄養価がたくさんあります。まず蛋白質です。特にサプリメントによっては「必須アミノ酸が含まれている」と言われる事もありますが、敢えてはっきり言いますが、嘘っぱちです。そもそも植物性の食品は全体として蛋白質の含有量が少ないです。大豆などのマメ科は例外ですが、それ以外は基本的に低蛋白です。更に植物性の食品は全体として必須アミノ酸のバランスも悪いです。必須アミノ酸は9種類あり、いずれも必須で、どれか1つでも欠けてはなりません。実はあの大豆でさえ、1箇所欠けている部分があり、完璧ではないのです。アサイーがあの大豆より優れているとは思えません。

この他、ベリー類で言われている栄養価は、主に「ドライフルーツ」にした場合の話です。ドライフルーツでは乾燥させる事で、水分量が減り、その分だけ重さが減るため、100g当たりの栄養価は高くなります。それはアサイーでも同じです。ドライフルーツを利用しない場合、期待した栄養価を得るためには相当量食べなければなりません。また前述のようにそもそもアサイーは必須栄養素で欠けている部分が多く、例えドライフルーツであっても、結局、他の食品を食べざるを得ません。

 

アサイーは目に良いのか?

前述のようにアサイーには、アントシアニンなどのポリフェノールが豊富に含まれています。その量は一般的なベリー類よりも多いため、アサイーは俗に「目に良い」と言われる事もあります。しかしポリフェノールの持つ抗酸化作用は目だけに作用する訳ではありません。またそもそもポリフェノールには、細胞の物理的な損傷を修復するような強い効果もありません。

もちろん「酸化」というのは生活習慣あるいは加齢と共に進行していくため、摂取の積み重ねによっては、それを緩やかにする効果は得られるかもしれません。しかしそれに関してもポリフェノールに限らず、ビタミンCなど他の栄養素でも期待されているものであり、決してアサイー特有のものではありません。よってアサイーは見た目、色、味、匂いなどを楽しむ目的で利用した方が良いでしょう。サプリメントも一応ありますが、基本的には不要です。

 

アサイーに関するオススメの商品・食べ方等

 

ここではアサイーに関するオススメの商品について紹介しています。尚、基本的な食べ方は他のベリー類あるいは果物類と同じで構わないと思います。アントシアニンの関係で、他のベリー類よりも色が濃いため、単純に色をつける目的で利用しても良いと思います。

一方、アサイーは単体では味が薄いため、基本的には他の甘みのある食材と一緒にしたり、あるいは混ぜて利用する事になります。酸味があれば、甘味を引き立てる事ができ、より美味しく頂けるでしょう。また栄養価を高めたい場合、柿、イチゴ、キウイ、ナッツ類、大豆などの豆類、芋類、穀類(オートミール等)、乳製品などと一緒に利用すると良いでしょう。ただし乳製品と一緒に利用する場合、アサイー自体の脂肪酸の関係でカロリーは高くなります。

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